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SUPER NINTENDO WORLDから感じること

久々に時事ネタですが、どうしてもこれは書きたくなったので。。。

ユニバーサルスタジオジャパンに、2021年にオープン予定の「SUPER NINTENDO WORLD(スーパーニンテンドーワールド)」の記事があちこちでリリースされています。

日本からGoogleのような会社は生まれないのか?

などと言われますが、いやいや任天堂すごくない?とずっと思っている僕です。※実は学生時代の就活で任天堂を受験して最終で落ちました。そこでの悔やみから学んだことは別で書きますね。

話を戻します。「SUPER NINTENDO WORLD」です。

『SUPER NINTENDO WORLD』について
『SUPER NINTENDO WORLD』は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで初となる多層式エリアとして登場します。マリオカートや、人気キャラクターのヨッシーをテーマにしたご家族で楽しめるライド・アトラクションのほか、レストラン、ショップなど、従来のテーマパークならではの体験はもちろん、実際に自分の全身を使って、飛び、ブロックを叩き、コインやアイテムを集めるなど、ゲームの楽しみをテーマパークに最適化した、これまでにない“アソビ体験”を取り入れた、新たなテーマパーク体験をお届けします。この大規模エリアの開業は、2021年春を予定しております。

ファミ通の記事から引用しましたが、どうしましょう。わくわくが止まりませんね。

なぜ「マリオ」じゃなく「ニンテンドー」なのか。

気になったのは、アトラクションの名前です。「SUPER NINTENDO WORLD」。しかし世界観は完全に「マリオ」です。

こちらの記事によれば、

「まさに(SUPER NINTENDO WORLDは)グローバルプロジェクトだ。
(ニューヨークのプロモーションイベントで)日本が誇る任天堂のIP(版権)を世界に知らしめ、最新のテクノロジーを得て日本に返ってくきて、最初に日本で出せることに誇りを持っている。
日本のすごさ、誇りというものを体現したい」(山本氏)

打ち出したいのは「マリオ」ではなく「任天堂」だということです。そう、

世界よ、これが日本の任天堂だ!

ということなんだろうな。今はマリオ的な世界だけど、「ニンテンドー」にした段階で、ドンキーだって、スプラトゥーンだって、ピクミンだってやってこれるわけです。「スマッシュブラザーズ」に「マリオ」の名前が入っていないのと戦略としては同じなのかもしれません。

まぜる→環

今回のテーマパークでついにリアルとバーチャルが混ざります。これまで混ざる方向としては、バーチャルの中でリアルを見せるというものだったと言えるでしょう。しかし、今回の混ぜ方は「逆もあり」です。リアルにバーチャルの世界を混ぜ、さらにそこで体験するバーチャルはリアルに繋がるみたいな「環」がそこにあるように思います。

勝手な印象ですが、任天堂は混ぜるのが上手だと思います。一番初めに僕がそれを感じたのは、DSです。DSを初めてみたときに「うわ、デジタルとアナログが融合した」と感じたのです。その後Wii、WiiFitと続き、その集大成と言えるSwitch。そしてそこから派生される様々な混ぜる素材。

そもそもどこまで計画があったのか、知る由もありませんが、この壮大な計画には間違いなく軸となる思想があったように思います。

世界よ、これが日本の任天堂だ

この思想に少しでもいいので、触れてみたいと思う今日この頃でした。


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