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ユーザーを捉えることは難しいけど、それに挑むのは楽しいもんだなぁ・・

先日より、とある調査/分析を行っているのですが、対象となる事案から学ぶことがありました。それは、

言葉が持つ意味のままユーザーは検索をしていない

ということです。

行っている調査/分析というのは、詳しくはいえませんが、あるジャンルの商品に対して一般ユーザーがどんなことを思いながら、考えながらその情報を集めているか・・・みたいなことをツールを使って状況を調査するというものです。

マーケティング調査とかUXリサーチと言えるものではなく、またこのレベルで調査と言っていいものか・・・という恐れはあるものの、とりあえず調査している状況です。

今回、先に書いたようなことを思ったのは、調べている商品ジャンルはどちらかというと機能が優位にたつネーミングであるし、機能が優位に立つプロモーションが各所で行われている商品ジャンルなんです。

それは僕が担当してる企業だけでなく、同業他社の同様ジャンルの商品においても同じことが言える状況です。

こんな状況だと、当事者たちはその枠組みがどこか「当たり前」になるんですよね。

ちょっと先日も書きましたが、今そんな「枠」に対して石を投げる役目をいただいておりまして、少し俯瞰しながらデータを調査してみると色々身視点を変えると見えてくるものも変わってくるもんです。

一般ユーザがその商品ジャンルに求めている・・というわけではなく、その商品ジャンルに対して悩みを抱えている要素が、仮説の段階ではありますが見つかったわけです。

それはこれまでの訴求軸とは違う、ほぼ触れてこられていない箇所です。

ほほう、ユーザー調査とはこういうことか。

と改めて興味深くデータを見ながら土曜日の昼下がりにニヤニヤしてるのです。

商品ジャンルにはもともとわかりやすい機能名が明確に出ています。しかし、ユーザーが検索するようなワード、ユーザーがそのジャンルに求めているのはその機能ではなくなってきている。

つまり、その商品ジャンルのフェーズが変わってきたということでしょう。

機能を前に出して売れているタイミングというのは、機能が新かったり求められていることです。しかし、ある程度それが一般化してくると他のニーズが生まれる・・ということ。

考えてみれば、スマホなんかまさしくそうですね。

もともとは例えば「画面を触って操作できる」みたいな機能が新しかったわけですが、今やそうではありません。


ユーザーのニーズの変化というものをこういう検索ワードみたいなものから別の見方にて仮説立てていくこと・・

改めて面白いなぁと思うのでした。


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イナチャンネルnote - 稲本浩介⛩️
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