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「実績ありますか?」に隠れているもの

「実績ありますか?」

皆さんもあるかと思いますが、この質問はたまにうけることがあります。今日は「問われる実績」について書いてみましょう。

実績を問われる際の意味としては大きく2つあると思っています。

1つ目は「Youできるの?」です。もう一つは「真似できるものあるかな?」です。同じ言葉で質問されるので、気をつけないといけないものではありますが、どちらを問われているかを混同してしまうと、反応の判断を誤ってしまいます

こういう質問をされる時の、問われる側の考え方として「実績を示して自分をプラスに持っていきたい」というものがあると思いますが、この問われ方への回答をどうするかによって「あれ?」ということもおこりえます。

順番は逆になってしまいますが、「真似できるものあるかな?」という場合に相手が求めていることはあくまで情報です。パートナーではなく報となるので、注意が必要です。上手に話をしておかないと「情報をくれるいい人」で終わってしまいます。最悪の場合、ネタだけ持っていかれて「お・し・ま・い」になることだってあり得ます。都合のいいなんちゃらです。

「Youできるの?」との時はいわばテストされている状況だといえます。。テストの採点方法はそれぞれですので、答えはありませんが、ここでは自分自身のプロモーションと捉えることができるでしょう。ここで判断を誤って、ただ情報を出しているだけでは「よくわかった。・・・で君は?」ということになり芯を示すことができません。

「実績ありますか?」という質問は、このいずれかの、もしくは両方の思いが含まれた質問です。つまりは、個性と情報の掛け算なのですが、この配分がとても難しい。いや、配分が難しかったと言えるでしょう。今や、情報のほうは調べればなんとかなりますし、多方面から耳に入ってくるものではあります。情報を踏まえた個性として回答する、回答できるような鍛錬がこれからのこの質問に対する構え方になってくると思っています


もし気に入ってもらえたら嬉しいです。情報の発信とコミュニケーションについていろんなチャレンジをしていきます。どうぞよろしくお願いします!