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322.「伝わる」よりも「伝える」を大切にしたい。

今日は久々にきちんと「伝える」ということについて考えてみようと思います。これは以前から言っていることではありますが、僕自身よくいう

「伝えるよりも伝わるかどうかだ」

というのには半分賛成半分反対なのです。

賛成である理由は言わずもがななんですが、伝わってなんぼだからです。どれだけ伝えていても伝わったかどうかというのがすべての結果であることは僕自身も理解していますし、その通りだと思います。

しかし反対な意見を持っている部分もあります。それは、伝える気があるかということなのです。時々出会しますが、内容や資料はお任せしますというような話。こういうシチュエーションに出会した時、すぐに頭の中に浮かぶのは、

「え?これ、あんたはやる気あんの?」

です。本人が伝える気のないものは僕はどうしても伝わるわけがないと思うのです。伝わるためのテクニックをどれだけ施したとしても、伝える気が伝える熱量がないとそもそも話にならないというのが僕の考えです。

世の中にはテクニックが溢れています。伝達するためのテクニックは本当に多くあると思いますし、中には方程式のようなものもあるでしょう。しかし、小手先の伝達は所詮その程度のものでしかないともいえます。

発信元がどれだけの熱量をもって発信しているかというのが重要であり、その熱が多ければ多いほどじわりじわりと伝わっていくと思います。そしてそこに伝導率のいいツールがきたら一気に伝わる。まさに熱の法則に近いように思います。

そのツールを見つけるのには時間がかかることは百も承知ですし、今そこに悩んでるのが僕。でも熱量的なものは落とさずにいきたいと思っているのです。

「伝わる」の前に「伝える」を大切にしたいというのはそういうことです。


もし気に入ってもらえたら嬉しいです。情報の発信とコミュニケーションについていろんなチャレンジをしていきます。どうぞよろしくお願いします!