AI時代の分断
分断というと少し大袈裟かもしれませんね。
ただ、関わり方という面では少しそんな雰囲気が見えてきた様に思っています。
前回の記事でも書きましたポッドキャストでも少し話をしてるのですが、AIのさまざまなサービスに触れていくと気づくことがあります。それは、「考えないと使えない」ということです。
例えば、今話題のChatGPTで考えてみましょう。
ChatGPTは相手から話しかけてくれるわけではありません。対話型AIと言われていますが、スタートはこちらなわけです。ここ重要です。
この記事を読んでくれてる人の多くはこういう技術が好きな方でしょうから、すでに触っていらっしゃると思いますが、ChatGPTを前にすると「問い」が必要になるのです。
人工知能が出てくると人が考えなくなる
という人がいますが、それは大間違いです。逆で、
考えない人は人工知能のない世界へどうぞ
という感じかと思います。
少し具体的にいうと、先ほどの通りChatGPTには「問い」が必要なのです。つまり普段から何かしらの問いがあったり聞きたいことがあるからこそ人工知能と付き合えるのです。そしてそういった「問い」を持てる人たちは、次に「人工知能をどう活用しよう?」と考えるわけです。
ところが反対に、「考えない人」はどうでしょう?ChatGPTを目の前にしても「問う」事柄がない。ないから使わない。いや使えない。そして、使わないから活用なんて考えない。思いつかない。さらに考えない。思考停止。
くれぐれもChatGPTマンセーじゃありません。
今の僕らの現在地をきちんと把握しておきたいのです。
僕らの現在地は、こうです。
おいお前!ちゃんと考えてるかい?
人工知能の躍進は、これを突きつけられてるのです。考える人と考えない人との分断。これが今年は起こるんだろうなとつくづくです。
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