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数字は表面だけじゃなくて裏も気にしてみよう

数字というものは、大きな力を持っています。だからこそ、数字を見せられた時はその数字がどうやって導かれたものなのかを少し気にした方がいいでしょう。そこを気にせず、出てきた数字だけを気にして一喜一憂するということは数字を出した側の手のひらで踊らされてる・・ってことだってあり得るのです。

具体的に言えば、こういうことです。

「昨年対比120%の売り上げ!」

という数字があった時、パッとみたらいい成長率のように見えますが、いやいやその昨年はどうだったか・・・ということをきちんとみる必要があるということです。

これは「率」のマジックでもありますね。

・・とこういうことをふと考えてしまったのは、ここ1年ちょっと主にマスコミを中心に表示されている「新規感染者数」ってやつに対してです。

この記事を書いている2021年9月22日の近辺では、「新規感染者数」は少なくなっているんですね。ピークアウトをしたかのよなグラフが日々ニュースで取り上げられています。まぁこれまでこの「新規感染者数」という数字を元に議論のようなことを番組でやっていたわけですから、いきなり変えることはできないんでしょうが。。。

さてここで今回のテーマである数字の裏側を気にしてみましょう。

✅ そもそも何人が検査してんだ?総検査数に対する陽性者の割合がでてないじゃないか?
✅ 新規ってことは、2回目とか3回目の人は含まれないってことよね?そういう人はいないの?
✅ そもそも、今日わかった・・という今日って何時から何時までだ?

さまざまな疑問が出てくるでしょう。疑問を持つだけでいいのです。疑問を持つだけで表面上に出てきた数字に対しての向き合い方が変わってきます。

もちろん、だからといってこれらの数字を信じない、陰謀だ!みたいなことをいうのはそれはそれで野暮ですからやめましょう。

裏側を考えすぎると、いろんなことが信じられなくなりますし、それはそれで日々の暮らしむきとして健全ではありません。僕らはいろんな影響をお互いに及ぼしながら暮らしているわけなんで、考え過ぎないことも大切です。

ということで今回のタイトルである「気にしてみる」くらいの感覚がいいんだと思います。


とにかく、表面上に現れた数字というものは表面上に表した人の意思が働いています。その意思には、時々「操作」が含まれるのかもしれません。ちょっとそういった「悪い」ところは横に置いておいたとしても、意思を気にしてみることで向き合い方が変わってくると思います。


一番良くないのは、他でもいっていますが、思考停止ですよ?


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