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慮る

「慮る」--おもんぱかると読みますが、「ぱ」ってあるんですね。
あ、そんなことはいいとして、慮るというのはどういう意味かというと、

1:よくよく考える。熟慮する。
2:はかりごとを立てる。

ということのようです。

似たような言葉として「忖度」がありますが、どこか悪いイメージがありますね。忖度と慮るの違いについて書いてあるページを見ました。

記事よれば、

「慮る」と「忖度」は、両方とも相手の気持ちをおしはかる意味で使われる言葉ですが、それぞれ少し違う意味を持っているため注意が必要です。
「慮る」は「周囲の状況などについてよく考え、思いめぐらせること。想像すること」を意味しています。「この行動をしたら相手はこうなるな・・」というように、周囲の状況や将来に目を向けた意味です。
一方で「忖度」は、「他人の気持ちや考えを推しはかること」という意味で、相手の心のうちや本音を察することをさしています。
「慮る」は「こうしたらこうなるだろう」という将来に視点をおいたもので、「忖度」は「こう考えているだろうからこうしよう」という現在に視点をおいている違いがあります。

「慮る(おもんぱかる)の意味 類語表現とそれぞれの英語表現を解説」より
https://docoic.com/47197#i-4

現在だと「忖度」で、将来だと「慮る」なんだそうです。

どちらも素敵なことだなと思いますが、結局矢印がどこに向いているかということじゃないかと思うんですね。

誰に向いた矢印として「慮る/忖度」なのかです。

よく悪く見られるものは、いうまでもなく矢印が自分です。
相手のことを言っているように見えて、ぐるんと自分に向いているのが見え見えな「慮る/忖度」は見ていてかっこ悪いですね。

先ほどの説明にもありますが、何よりも前提にあるのは、

相手の気持ちをおしはかる意味で使われる言葉

ってところです。怒られないためとか指摘を受けないためとかその思考での「慮る/忖度」はもともと存在しないのです。

だって相手の気持ちはそこにはないからです。


きちんと「慮り」「忖度」したいと思う今日この頃・・ということは、
そう、カッコ悪い「慮る/忖度」風な様子が周りであったということです。

気をつけよう。。。

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