データは所詮データ。データの見方は様々よ
ウェブ的な仕事をしていたり昨今のIT的な仕事をしていると様々なデータをみることが増えてきます。しかし、データは所詮データです。データだけでは結局「・・・で?」となるのが関の山です。今回は少しデータについて考えてみましょう。
こんにちは、稲本です。福岡でコミュニケーションや情報伝達に関わる仕事をしています。よかったらスキをお願いします。そう、そこのボタンをポチッとです。ありがとうございます。あと、ポッドキャストもやっていますので、そちらもどうぞ。
さて、データについてです。以前からデータと情報は違うという話をしていますが、本当にそうです。データというものを最近は求める傾向にありますが、データだけだと何かがわかった気になることはあっても何かが分かったことにはならないと思います。
データには、絶対値と相対値があります。例えば、売り上げ110万円は絶対値で、昨年対比110%は相対値です。やっかいなのが、相対値です。
相対値というのは本当に都合がいいもので、100万が110万になれば110%ですが、1万が2万になったら200%なんですね。どういうことかわかりますか?
相対値だけをみているのだとわかることは相対の値だけでということなんです。すごく当たり前のことを言っていますが、意外とここにぱっと見でよく見えるマジックが潜んでいるのです。これはデータだけをみているが故に怒ることだと思っています。
冒頭でデータは所詮データと言っていたのはこのように、データは真実ではあるのですが、意外と見方によって加工していない加工物になり得るということです。
データの見方は様々あります。そしてデータの扱い方も様々あります。
データの扱い方というと「改竄」的な意味に捉えるかもしれませんが、そうではありません。データをどう組み合わせていくか・・・です。
ここで必要なのは、データを組み合わせてどうしたいかです。
データしかみていない人に多いなと思うのは、このどうしたいかが抜けているということです。データを使ってどうしたいかが明確に言語化できていれば、データとの向き合い方が大きく変わると思います。
まとめます。
データをみる場合は、そのデータを使ってどういうことを起こしたいかをまず考えることが必要。その上でデータをとり、データを掛け合わせ、データと向き合うことが重要です。
そういう心づもりを持ってデータに触れることができたら、データは情報として活躍してくれるものだと思います。
もし気に入ってもらえたら嬉しいです。情報の発信とコミュニケーションについていろんなチャレンジをしていきます。どうぞよろしくお願いします!