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【緊急】ワーママの小1の壁 新学期の今できること

小1の壁とは

子どもが小学校に上がると保育園時代に比べて、仕事と子育ての両立がむずかしくなることです。

小1の壁がおきる原因(親目線)

まずは、親側の理由です。

・学童に預けられる時間が短い
・学童の数が足りず、放課後預けられないことがある
・宿題のまるつけやPTAなど親の負担が増える
・勤め先の時短制度は小学生になると終了する など

親の働き方にも影響

・小1の壁が原因で実際に働き方を変えた人は24.4%
・子どもが小学校に上がるタイミングで仕事と子育ての両立に不安を感じた人は90%以上。

ほとんどのワーキングマザーが小1の壁に不安を感じているという結果になりました。
(2018年 スリール社)

このデータは少し古いので、リモートワークが進んだ現在では、少し数値が異なるかもしれません。

上の子が小1になる時に、下の子の育休期間で家にいられるよう、年の差を考える方もいらっしゃいます。

いずれにせよ、雇用体系や勤務先を変えることは、ライフプランを変えることにもつながる重大な選択。
新学期が始まる今、できることを考えてみましょう。

小1の壁がおきる原因(こども目線)

次に子ども側の理由も見ていきましょう。

・文字や数字を覚えたてで、授業や宿題に取り組むことが難しい
・給食や時間割など、学校のルールや習慣を身につけることが大変
・新しい先生やお友達との関係でストレスを感じる
・通学や外遊びなど、こどもだけで動くことが増え、危険な目にあう

大きくなったとはいえ、まだこども。
すべてを背負いきれるのか不安になるのは当然ですよね。

親ができること

・仕事の仕方を見直す

転職や退職に一気に踏み切らず、まずは状況を変えずにできることから手を付けてみましょう。
考えたいのは残業を減らす、リモートワークの活用です。
これまでも十分されてきたと思いますし、キャリアの停滞を招くことがあるかもしれません。
ただ、もう一度この機会にやって効果があったものや、まだできそうなことを書き出してみましょう。
文字にして、見える化することをおすすめします。

・行政のサービスやベビーシッター券をフル活用する

ファミリーサポートでは、預かりだけでなく、学童や習い事への送迎をお願いすることもできます。
お住まいの市町村区にご確認ください。
内閣府ベビーシッター券は、小学校3年生まで使えます。
子どもが一人でいる時間を減らせますね。

・勤め先の制度について上司と相談する

小学生のための制度が十分でないなら、まずは上司に相談してみましょう。
企業に対し、政府は子育て支援を要請しています。
あなたがきっかけで制度や考え方が変わるかもしれませんよ。

・家庭の状況について、担任の先生にしっかり伝えておく

親が不在の時間帯、親以外のサポートの状況、保育園時代から気にしていることなど、家庭訪問などの機会に知っておいてほしいことは、もらさず伝えましょう。
先生は忙しいかな…とためらってしまう方もいるかもしれませんが、子どもがしっかり成長することを支えるのは、親と先生の役目です。
伝え方やタイミングに思いやりをもち、先生との良い関係を保ちたいですね。

こどもができること

・自分が苦手なことを乗り越えるため、くり返し取り組んでみる

最初から上手にできる子は、めったにいません。
コツコツ取り組んでみましょう。

・わからないことは聞く

わからないと伝えることで、相手は丁寧に説明してくれます。
説明する方も、伝わらないポイントを知ることができます。
「知ること」の楽しさを感じることもできます。

・自分の好きなことでストレスを解消する

新しい環境は大人でも疲れてしまうもの。
ゲームでも外遊びでも楽しい時間を作り、気分転換しましょう。

まとめ

息子(現在22才)の入学式では、私の方が不安におしつぶされました。
来賓でいらしていた保育園の園長先生の姿を見た時に、泣きそうになったことを今でも覚えています。

夏休みには学童のお弁当が必要など、保育園にはなかった事態が起きることもあります。
早め早めに情報をゲットして備えたいですね。

次回は、本編に戻り、ワーママの7つの壁 その6「2人目の壁」です。


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