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THE FIRST SLAMDUNK ~ スラムダンクはやっぱり愛で出来ていた。【ネタバレなし・まだ映画を見ていない人へ】


劇場版スラムダンク観てきました!
まだ映画を観ていないというあなたに、伝えたいことがたくさんあり過ぎて脳内が大渋滞しています。


この記事をたまたまポチってしまったあなた。
これも何かのご縁ですね。というわけで、しばしお付き合い頂けたら幸いです。


まず結論から申し上げます!


私、既に映画館で本作を観てから24時間が経とうとしています。
かなり興奮しておりますが、いちお正気は保っています。w


恐らく、既に色々な人がこう言っていると思います。なので私にも言わせてください。


全人類、絶対に観た方がいいです!(断言)


日本のアニメーションが、井上雄彦先生の手で直々に料理され、完全にわけ分からないくらいのレベルにステージが爆上がっています。これだけは普段アニメーションを主戦場としていない私でも即座に分かるレベルです。


画面から湧き上がってくる制作陣のそこはかとない熱量


一体何にどれくらいの時間と労力と技術とetcを注ぎ込んだのだろうか、と想像せずにはいられません。恐らく参加したスタッフ全員が、自分の人生をかけて挑んだことは間違いないと思います。これはもう作品に対する尊敬と愛でしかありません。

そんな物凄いエネルギーの圧が、映画館の大画面から観ている私たちに向けて放射されてくるのです。

それこそこんな物凄い熱量でこのnoteを書いている私ですが、正直完全なるにわかファンです。

ここでちょっと自分語りになりますが、放映開始当時の私は小6、『スラムダンクで誰が好き?』と友達に聞かれてもよく分からず(なんなら観てない週もザラにあった)テキトーに『なんとなく』という理由で『流川。』と答え、そうして流川が好きだと公言したにも関わらず結局主演俳優である桜木花道のことしか目で追っていなかったり、そんなレベルです。

でも、大人になった今でさえネタとしてよく使われることがある


『諦めたらそこで試合終了ですよ。』

『安西先生、バスケがしたいです......…。』

『天才とは99%の才能と1%の努力』




などなど、精神的支柱になったりならなかったりする数々の名セリフはなぜなのか今でも記憶に深く刻まれています。そして意外にも人生の端々でこんなセリフたちになんとなく助けられてきた曖昧な記憶が胸を掠めるのです。



というレベルの長年のガチファンの方には申し訳ないくらいのにわかオブにわかの私から、この12月は是非スラムダンクに思いを馳せて子供心を取り戻し、前向きに2023年に向かう月にして欲しい!ということで(どういうこと?w)映画『THE FIRST SLAMDUNK』をにわかでも存分に楽しめる色々をご紹介していきたいと思います。




映画『THE FIRST SLAMDUNK』を楽しむためのにわかファン的極意 その1(鑑賞前)

原作の復習をしない。


公開初日までその殆どの情報、あらすじさえも公開されなかった『THE FIRST SLAMDUNK』ですが、なるべく曖昧な記憶のままで観に行くことをおススメします。情報は極力入れないこと!


スラムダンクのアニメや原作を読んでいた世代であれば、どの試合で何があって…とか勝敗とかとか、ある程度頭に入っている方もいるかと思いますが、あれ?勝ったんだっけ?負けたんだっけ?くらいのうる覚えの状態でも(むしろその方が)凄く楽しめます。


今必死にコミックやアニメを追いかけている方、その必要はありません!
今のありのままのアナタで劇場へGO!




映画『THE FIRST SLAMDUNK』を楽しむためのにわかファン的極意 その2(鑑賞前)

パンフレットは鑑賞後に読むべし。



私は鑑賞後さらっと帰る予定にしていたのですが、あまりの作品の素晴らしさにパンフレットを買うため『デ●ィズニーランドかよ!』っていうくらいの長蛇の列につい並んでしまいました。※初日の朝イチ7:00の回だったので、余計に混んでいたものと思われ。


そしてこの素晴らしいパンフレットは、鑑賞後の余韻に浸れる一冊となっているため、ネタバレを含んでいます。なるべく前情報を入れないで楽しんで頂きたいので、パンフレットは先に購入したとしても、目を通すのは鑑賞後まで我慢しましょう!


ちなみに表面がマットでオサレな素材になっているので、汚れや掠れは大敵。是非A4のクリアファイルを持参しましょう。


私は鑑賞後めちゃくちゃに興奮していたので、読む用と保管する用の2冊買ってしまいました。そして帰り道に寄ったカフェで読破したのですが、めちゃくちゃ気を付けていたのにも関わらずミルクティーを飛ばしていました。w


更なる慎重派さんは、クリアファイル+100均のA4サイズのPPのブックカバーもあってもいいくらいだと思います!パンフの素材に注意!w




映画『THE FIRST SLAMDUNK』を楽しむためのにわかファン的極意 その3(鑑賞前)

A4クリアファイルもしくは大きめカバン必須


鑑賞特典としてなんだか可愛いコースターみたいなやーつが貰えます。

描き下ろしコースター。かわいい!
¥0のP鑑賞だというところに私の熱量の低さが伺えます。w


ふいに受け取って、カバンが小っちゃかったりすると微妙に入らないサイズ感ですので、当日は感動してパンフレットを買っちゃうことも想定しつつ、鑑賞特典のこのコースターみたいなやーつが入るくらいのサイズ感のカバンで参戦しましょう。




映画『THE FIRST SLAMDUNK』を楽しむためのにわかファン的極意 その4(鑑賞前)

なんか知らんけど日めくりカレンダーがあるので写真を撮ろう!


なんか知らんけど、大きい日めくりカレンダー的なものが劇場にあります。w 非常に胸が高鳴ります。w  これ!

なんか知らんけど日めくるやつ


映画が終わった後に絶対にスマホに収めたくなること必須ですが、鑑賞終了後は鑑賞前にはそんなに熱量が高くなかった人もぐんぐんボルテージが上がり同じ考えに至る人がワラワラ出ることが想定されますので、是非鑑賞前にゆったりとカメラロールに捕獲しましょう。



映画『THE FIRST SLAMDUNK』を楽しむためのにわかファン的極意 その5(鑑賞前)

キャラクターのことはちょっとだけ分かっていればいい。


何せ私はにわかですので、本当にさらっと記憶の隅にある程度の情報しか持たないまま観に行きました。(このプロジェクトが進んでいることすらまったく知らず、本当に近々で知りましたw)

いちお鑑賞時の私のスペックを置いておきます。


◆桜木花道
バスケを始めたばかりのド素人だが、リバウンドに強い。晴子さんが好き。髪が赤い。


◆ゴリ(赤木)
湘北高校バスケ部主将。晴子さんの兄。
なんか大体ゴール下で『ぐぉーーー!!』って言う。


◆流川楓
クールくん。口数が少ない。基本どあほうしか言わない。けどバスケうまい。切れ長の瞳。←いちお推しだったのでこういう記憶がある。w


◆りょーちん(宮城リョータ)
チビだけど早い。バスケうまい。
彩子さんが好き。


◆三井寿
元不良で長髪だったけど、短髪になって、3Pシュートうまい。


我ながら三井の情報はなかなか酷いw
でもとりあえずこれくらいの薄っすらした記憶でも断然楽しめます!



映画『THE FIRST SLAMDUNK』を楽しむためのにわかファン的極意 その6(鑑賞前)

あの名言を今聞く覚悟を。



大人になった今だから。


多感だったあの頃の自分を形成してくれたもののひとつでもある、スラムダンクの数々の名言が心に沁みます。

個人的にはにわかファンの癖に、同じような世代のファンで埋め尽くされた劇場内にいるだけで、密かに終始瞳を潤ませていました。


老若男女関係なく、ずっと泣きっぱなしの人も見受けられました。
それくらいに今でもなお、いや、今だからこそ、刺さる言葉がそこに在る。


ハンカチ、タオルハンカチ、もしくはフェイスタオルやバスタオルのご持参を忘れずに。


グッズ売場に商品が残っていれば、フェイスタオルやバスタオルも売っていますので、当日の調達もアリ。でも新品のタオルってびっくりするくらい水分吸わないよね…。




映画『THE FIRST SLAMDUNK』を楽しむためのにわかファン的極意 その7(鑑賞後)

グッズのラインナップを見てニヤニヤすべし。



特設HPに『THE FIRST SLAMDUNK』の公式グッズがこれでもか!とラインナップされています。

このnoteを書いている12/4時点では第一弾が発売中。


劇場ではパンフレット含め12/3から発売。
オンラインではパンフレット以外を、
12/12 13:00~発売開始だそうです。


パンフレットは劇場でしか手に入らないので、買い忘れがないようにしましょうぜダンナ!



都心部では公開から日が浅い場合、かなり並ぶ可能性が高いので、時間に余裕を持って挑みましょう!


ちなみに私が行った劇場では、朝イチ7:00上映開始でギリギリに到着した私を尻目にかなりの人数がグッズ売り場に並んでいました。


鑑賞後にパンフレットを買いに並んだときには、フィギュアもジャージも既に売切れ!グッズのページをスマホでチェックしながら列に並んでいて、湘北高校ジャージセットがガチで欲しくなったのは内緒です。w




映画『THE FIRST SLAMDUNK』を楽しむためのにわかファン的極意 その8(鑑賞後・上級編)

もしグッズの行列に並ぶことになったら、ファンに話しかけてみよう!



鑑賞後の興奮による気持ちの一体感というのは凄いものがあります。



グッズの列でなくとも、ひとり鑑賞組で興奮している様子の人がいたら迷わず声をかけて『ヤバかったっスね!』とこの喜びを共有しましょう。※語彙力www


いつもとは違う何かで心が潤ってゆくのを感じることが出来ます。


友人知人家族と一緒に鑑賞した人は、是非感想をシェアし合いましょう!


事前情報の少なさや、キャンセル不可の前売り券発売直後のキャスト総入れ替えなど映画公開前にネガティブに炎上したことなども含めて、互いの気持ちを吐露していきましょう。


きっとそのときは、もう前向きな言葉しか出ないはずです♡うふふ。




映画『THE FIRST SLAMDUNK』を楽しむためのにわかファン的極意 その9(鑑賞後・ちょいマニアック編)

制作陣のPodcastを楽しもう!



映画を観た後は、一体どのような経緯でこの映画が出来たのか?制作過程はどのようなものだったのか?『THE FIRST SLAMDUNK』自体の原作は?


などなど、色々なことが気になってきます。
それはそれはもう自然なカタチで。

そんなときは是非こちらのPodcastを聴いてみましょう!制作陣がリアルに、実際の言葉で語っています。


井上雄彦さんの監督としての手腕や、制作過程のお話と共に『あのシーンの話かな』と想像しながら作り手の話を聞いて余韻に浸るのはなんとも贅沢な時間。


自分のキャリアや人生についても、スラムダンクを機にこの年末に振り返ってみてはいかがでしょうか。




映画『THE FIRST SLAMDUNK』を楽しむためのにわかファン的極意 その10(鑑賞後・子供心を一気に取り戻す編)

かつての主題歌を楽しもう!


スラムダンクといえば、やっぱり歴代主題歌ですよね。んね!


◆君が好きだと叫びたい / BAAD
◆あなただけ見つめてる / 大黒摩季
◆世界が終わるまでは… / WANDS

まずこの3曲は絶対に外せないやつ!


ちなみに私は鑑賞前日ぐらいから、鑑賞後ずっと『世界が終わるまでは…』をエンドレスで無意識に口ずさんでいます。(だいぶ不審者)


あと個人的には『煌めく瞬間に捕らわれて』が大好きです。なぜなのか中学時代めちゃくちゃ心に響いてたな…。




▶▶▶さぁ、行ってらっしゃい!



あなたの2022年の心の旅を締めくくるに相応しい作品だと思います。
..…と、私は一体どんな立ち位置からモノを言っているのかよく分からないでございます。www

ただ、ひとつだけ言えるのは、今興奮してこれを書いている2時間後には私は起きて仕事に行かなければならない時間だということです。w


誰なんだかもよー分からん私の与太話に最後まで付き合ってくださり、どうもありがとうございました!

恐らく興奮による誤字脱字や情報の誤りなどもあるかと思いますが、ぼちぼち時間を見て修正を加えていこうと思います。


とにかく何かちょっとでもピンときたら、観てみて『THE FIRST SLAMDUNK』!絶対にこの作品に【今】出逢えて良かった!と思える時間になること間違いナシです。




最後に



ここまでの与太話ついでにまた自分語りを。。コソッ
心優しいお方はぜし読んでやってください。


今回私がこの映画『THE FIRST SLAMDUNK』の存在を知ったのはとても偶発的なものでした。


何度もしつこいようですが、私は原作コミックの方は読んだことすらなくて、アニメのスラムダンクしか知らなくて。本当に本当にただのにわかファンです。


それでも、何が言いたいのかというと、心が震える作品というのはいつでも、そんな自分の持っている『前提』という名の脈絡は何ひとつ関係なく、こちらのハートに直接訴えかけてくるものなのだなぁ…と。


『THE FIRST SLAMDUNK』を観て、改めてそれを感じました。
だからこそなぜなのかこんな私がとち狂ったテンソンでこのnoteを書いているわけだし、こんな風に人の中の何かを突き動かすエネルギーが作品にはある。


そしてこういう瞬間に私は、心底幸せを感じるのです。
だから誰かの作品を観る、ということをやめられない。


また、こんな激しい衝動に何度でも、出逢って生きたいのです。




ちなみに

(まだ喋る)


映画『THE FIRST SLAMDUNK』を観るまでの私。


久方ぶりに自分の仕事に対しての自分の在り方とか、仕事の仕方とか、色々なもののウエイト・バランスとか、向上心の持っていき方とか、様々な部分で迷いを抱えていました。


ですが、そのすべての答えが映画の中にもあったし、パンフレットの中にもあった。私は一体何に導かれてここに辿り着いたのだろうか。w


でも、映画やドラマというものは、そのとき観るべくタイミングで不思議と出逢うように人生うまく出来てるなぁって思いますよね。


なんかちょこっとでも共感頂けたらうれしいです。てへ。


拙いこのnoteを最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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