むらさきせつな

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むらさきせつな

BUCK-TICK/Plastic Tree 好きな音楽について考えたことをまとめています。主に作品レビューや評論、ライブレポートなど。 Twitter本垢→@rockbaby696、ネタバレあり音楽語り垢→@setsunaromance

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    今までに執筆したBUCK-TICK関連の記事まとめ。あっちゃんへの愛が重めです。

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    BUCK-TICKのシングル・アルバムレビューまとめ。

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ずっと大好きでいさせてね、あっちゃん―BUCK-TICK・櫻井敦司さんのご訃報に接して

まさかこんな記事を書くことになるとは、ほんの少し前までは夢にも思っていませんでした。 2023年10月19日。 BUCK-TICKのボーカルである櫻井敦司さんが、脳幹出血のためご逝去されました。 正直、未だに信じられない気持ちでいっぱいです。 57歳というあまりにも早すぎる旅立ち。 あまりにも突然の出来事で理解が追いつかない状態です。 まだまだ、ステージに立つお姿を見せてくださると思っていた。 艶のある、深く響く歌声を聴かせてくださると思っていた。 それがもう叶わないん

    • あっちゃんへ。 仕事終わりにお花を買ってきたよ。 正直、49日ぽっちじゃ気持ちの整理がつかないけれど。 これからもあっちゃんと共に生きていくよ。

      • 『ヒズミ』考察―BUCK-TICK『BUCK-TICK TOUR 2023 異空 -IZORA-』

        はじめに こんにちは、せつなです。 先日、BUCK-TICKがニューアルバムを引っ提げて行っていたツアー、『BUCK-TICK TOUR 2023 異空-IZORA-』が千秋楽を迎えました。 筆者は4月の宇都宮公演から7月22日・23日のファイナルまで計8公演に参加させていただきました。 今回はニューアルバムの楽曲を主体としたコンサートということもあり、公演を重ねていく度に楽曲の新たな一面を感じられる瞬間があったり、表現が進化していって世界観がより深まっていく場面に立ち会

        • 今、この時代を生きる私たちが見ている空―BUCK-TICK『異空 -IZORA-』レビュー

          はじめに こんにちは、せつなです。 今回は、2023年4月12日に発売されたBUCK-TICK23枚目のアルバム『異空 -IZORA-』について書きたいと思います。 前作『ABRACADABRA』からおよそ2年7か月ぶりの発売となったニューアルバム。 思い返すとしばらく間が空いたんだな~という印象です。 ただ、その間にもコンサートの開催やシングル・ベスト盤の発売、35周年のお祝いなどなど活動としては盛りだくさんでしたので、気づけばもうそんなに経ったんだ…月日が過ぎるのは

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        ずっと大好きでいさせてね、あっちゃん―BUCK-TICK・櫻井敦司さんのご訃報に接して

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          彼等は歩みを止めることなく、「その先」を目指し続ける―BUCK-TICK 2022 "THE PARADE" ~35th anniversary~ HIGH SIDE

          はじめに こんにちは、せつなです。 本日も2022年9月23日・24日の2日間にわたって横浜アリーナで開催されたBUCK-TICKのデビュー35周年記念のアニバーサリーコンサート『THE PARADE ~35th anniversary~』について書いていきます。 前回更新した記事では初日の『FLY SIDE』について書きましたので、今回は二日目の『HIGH SIDE』について感想を語っていきたいと思います。 前回の記事はこちら☟ ちなみに、初日二日目と通しで演奏され

          彼等は歩みを止めることなく、「その先」を目指し続ける―BUCK-TICK 2022 "THE PARADE" ~35th anniversary~ HIGH SIDE

          彼等は歩みを止めることなく、「その先」を目指し続ける―BUCK-TICK 2022 "THE PARADE" ~35th anniversary~ FLY SIDE

          はじめに こんにちは、せつなです。 本日は、2022年9月23日・24日の2日間にわたって横浜アリーナで開催されたBUCK-TICKのデビュー35周年記念のアニバーサリーコンサート『THE PARADE ~35th anniversary~』について書こうと思います。 初日は『FLY SIDE』、2日目は『HIGH SIDE』と銘打ち、異なるセットリストを披露した今回のコンサート。 いやー、もう圧巻のひとことでした。 想像していた何倍も濃密な時間。予想をはるかに上回る

          彼等は歩みを止めることなく、「その先」を目指し続ける―BUCK-TICK 2022 "THE PARADE" ~35th anniversary~ FLY SIDE

          櫻井敦司という人―3月7日、彼の誕生日に寄せて

          ”魔王様”。 櫻井敦司という人がそう呼ばれていると知ったのはいつのことだっただろう。 随分前のことだとは思うのだが、その時期は正確には思い出せない。 たまたま読んだ音楽雑誌の中で目に入ったのか、Twitterでフォロワーの誰かが呟いていたのか、まあそんな些細なきっかけだったような気がする。 なんにせよ、筆者の櫻井に対する漠然としたイメージは長らく「”魔王様”と呼ばれている人」であった。 ”魔王様”。 並大抵の人間にはそうそう似合わない渾名だ。 しかし、彼をそう称することには

          櫻井敦司という人―3月7日、彼の誕生日に寄せて

          『魅世物小屋』は確かに存在していた―BUCK-TICK『魅世物小屋が暮れてから -SHOW AFTER DARK- in 日本武道館』

          はじめに 皆様、明けましておめでとうございます。せつなです。 昨年は大変お世話になりました。あまり記事の更新ができなかったのが心残りです…。 なので今年はnote更新の頻度をもう少し上げることができればなあと思っています。(私は筆が超絶遅いので難しいかもしれませんが…無理のない範囲で頑張ります。) さて、新年最初の記事は、2021年12月29日に日本武道館で行われたコンサート『魅世物小屋が暮れてから -SHOW AFTER DARK- in 日本武道館』についてです。

          『魅世物小屋』は確かに存在していた―BUCK-TICK『魅世物小屋が暮れてから -SHOW AFTER DARK- in 日本武道館』

          『魅世物小屋が暮れてから』レポ、大幅に加筆修正いたしました。アーカイブ見直してると書きたいことがどんどん増えちゃって... 今日でアーカイブ終わるの信じたくないよ〜〜〜〜〜〜〜 円盤化お待ちしておりますので是非ともお願いします...!

          『魅世物小屋が暮れてから』レポ、大幅に加筆修正いたしました。アーカイブ見直してると書きたいことがどんどん増えちゃって... 今日でアーカイブ終わるの信じたくないよ〜〜〜〜〜〜〜 円盤化お待ちしておりますので是非ともお願いします...!

          目眩く『魅世物小屋』の世界へ迷い込んだ夜―BUCK-TICK『魅世物小屋が暮れてから -SHOW AFTER DARK-』

          はじめに こんにちは、せつなです。 今回は、BUCK-TICKが2021年7月17日に開催したStreaming Live『魅世物小屋が暮れてから -SHOW AFTER DARK-』について書いていきます。 昨年末に行われた日本武道館公演以来のコンサートということで、発表されてからとても楽しみにしていた今回の配信ライブ。 公演タイトルからはコンセプトを突き詰め世界観を深めていくようなコンサートになることが感じられて、「どんな世界を見せてくれるんだろう?」とドキドキして

          目眩く『魅世物小屋』の世界へ迷い込んだ夜―BUCK-TICK『魅世物小屋が暮れてから -SHOW AFTER DARK-』

          BUCK-TICKとPlastic Treeの類似点・相違点―『見世物小屋』と『サーカス』

          はじめに こんにちは、せつなです。 気づけば6月、もうすぐ一年の半分が過ぎ去ってしまいますね…。 そんな中久々のnote投稿です。 さて、今回の記事は私の2大推しバンドであるBUCK-TICKとPlastic Treeについて書こうと思います。 この2つのバンドには似ている部分がたくさんあると常々思っていたので、2つのバンドを比較しながら共通点・相違点に着目してまとめていきます。 今回取り上げるバンド紹介 まずは今回取り上げる2バンド、BUCK-TICKとPla

          BUCK-TICKとPlastic Treeの類似点・相違点―『見世物小屋』と『サーカス』

          今年もこの日、この場所で―BUCK-TICK『ABRACADABRA THE DAY IN QUESTION 2020』(ライブレポ編)

          はじめに こんにちは、せつなです。 今回も、昨年の12月29日にBUCK-TICKが行なったコンサート『ABRACADABRA THE DAY IN QUESTION 2020』について書いていこうと思います。 ちなみに前回の記事では、随筆編と題してコンサートに参加するまでの経緯や心情について書きました。 今回はライブレポート編ということで、よりコンサートの内容にフォーカスした内容で書き進めていければと思っています。 例によって、セットリストや演出などのネタバレがあ

          今年もこの日、この場所で―BUCK-TICK『ABRACADABRA THE DAY IN QUESTION 2020』(ライブレポ編)

          今年もこの日、この場所で―BUCK-TICK『ABRACADABRA THE DAY IN QUESTION 2020』(随筆編)

          はじめに 皆様こんにちは、せつなです。 今回は、BUCK-TICKが2020年12月29日に東京・日本武道館で行なったコンサート『ABRACADABRA THE DAY IN QUESTION 2020』について書こうと思います。 タイトルに随筆編とつけたのは、今回の記事はライブレポートよりも自分の記憶や感じたことを書き留めておきたいと思ったからです。 コンサートの内容にフォーカスした記事は次回上げられればと考えております。 ※この記事には『ABRACADABRA T

          今年もこの日、この場所で―BUCK-TICK『ABRACADABRA THE DAY IN QUESTION 2020』(随筆編)

          皆様、遅ればせながらあけましておめでとうございます。 今年もまったり進行にはなりそうですが、少しずつ記事を書いていけたらなあと思っています。 本年もよろしくお願いいたします。

          皆様、遅ればせながらあけましておめでとうございます。 今年もまったり進行にはなりそうですが、少しずつ記事を書いていけたらなあと思っています。 本年もよろしくお願いいたします。

          この時代にコンサートへ行けるという幸せ―BUCK-TICK『ABRACADABRA ON SCREEN』

          はじめに 大変ご無沙汰しておりました、約2か月ぶりの更新となります。せつなです。 引っ越しやらなんやらでバタバタしていたため更新がかなり滞ってしまいました...。 新生活も落ち着いてきまして、これからはマイペースながらも更新していけたらなと思ってます。何卒よろしくお願いします。 さて、今回の記事はBUCK-TICKが現在行っているフィルムコンサートツアー『ABRACADABRA ON SCREEN』についてです。 筆者のフィルコン初参戦は11月3日の京都公演夜の部でし

          この時代にコンサートへ行けるという幸せ―BUCK-TICK『ABRACADABRA ON SCREEN』

          年明けのコラボカフェ帰りに奇跡的に知り合い、地元が一緒だと判明したお魚さんとランチへ。お魚同士だと何時間でも話していられる。そして帰り際に引越し祝いまで頂いてしまった。お魚さんって本当に優しくて気遣いのできる方ばかり。バンドが素敵だからファンの皆さんも素敵なんだな。見習いたい。

          年明けのコラボカフェ帰りに奇跡的に知り合い、地元が一緒だと判明したお魚さんとランチへ。お魚同士だと何時間でも話していられる。そして帰り際に引越し祝いまで頂いてしまった。お魚さんって本当に優しくて気遣いのできる方ばかり。バンドが素敵だからファンの皆さんも素敵なんだな。見習いたい。