今年もこの日、この場所で―BUCK-TICK『ABRACADABRA THE DAY IN QUESTION 2020』(ライブレポ編)
はじめに
こんにちは、せつなです。
今回も、昨年の12月29日にBUCK-TICKが行なったコンサート『ABRACADABRA THE DAY IN QUESTION 2020』について書いていこうと思います。
ちなみに前回の記事では、随筆編と題してコンサートに参加するまでの経緯や心情について書きました。
今回はライブレポート編ということで、よりコンサートの内容にフォーカスした内容で書き進めていければと思っています。
例によって、セットリストや演出などのネタバレがありますのでご注意ください。
ライブレポ(本編)
暗転後始まったのは、『THEME OF B-T』。
これまでのコンサートでも、様々なアレンジを加えながら会場を沸かせてきました。
今回のアレンジは『ABRACADABRA』の世界観を彷彿とさせる、キラキラしたイメージが思い浮かぶようなもので。
紗幕に映る映像も相まってとても幻想的。
そして、SEの盛り上がりと共に映像もどんどん展開していって。
ニューアルバムである『ABRACADABRA』と、20年続く年末恒例の『THE DAY IN QUESTION』というタイトルが融合していくのを見て、ワクワクが止まりませんでした。
紗幕越しにメンバーの姿が見えて、ついにコンサートの幕が上がります。
この一年間待ち焦がれたコンサートが始まる瞬間は、喜びと緊張で手が震えていました。
1.『月の砂漠』
あっちゃんのシルエットが美しい。
影だけであんなに美しいのは人類史上あっちゃんだけでは?(早速拗らせ)
あと、あっちゃんが鳴らしてた楽器はティンシャというものらしいですね。
最初トライアングルかな?とか思ってごめん(紗幕越しで手元がよく見えなかったんだよ…)
紗幕に映された、砂漠や宮殿の映像がとてもロマンティック。
フィルコンのAR的演出を思い出させます。
今回のセトリや演出はフィルコンの映像がもとになっていて。
フィルコンの演出、好きなものが多かったので生のコンサートで観ることができてうれしかったです。
フィルコンの内容についての記事も書いていますので、よろしければお読みいただけると嬉しいです。
2.『ケセラセラ エレジー』
イントロで紗幕が落ちて、一気に会場のボルテージが上がる。
これは前回の記事でも書いたけど、メンバーの姿がはっきり見えた時、本当に安心した…。
あっちゃんのお衣装、フィルコンと同じだったんだけどめっちゃかわいいなと思ってたからライブで観られて良かったです。特にお帽子とマント…最高
Aメロの「ファファファファ」「ララララ」のところ、一緒に合いの手を入れるのがすごく楽しかったな~
(声が出せないので手振りでだけど)
3.『獣たちの夜 YOW-ROW ver.』
この曲の好きなところは、「We love you」という言葉でバンド側と観客側それぞれの気持ちを伝えられるところ。
今回は久しぶりの有観客コンサートだったので、そのメッセージがより強く響きあっている気がしました。
あとこれ、毎回言っているような気がしますが「それが それが お前だ」のところでいい顔するよねあっちゃん…大好き
4.『SOPHIA DREAM』
このあたりからちょっとずつ落ち着いてコンサートが観られるようになってきて、「あっちゃんは本当に綺麗でかわいいなあ…」としみじみしながら観てた。(果たしてそれは落ち着いてるのか)
曲がもつ浮遊感に身を任せてゆらゆらと揺蕩っているようなイメージで、とても心地がいい。
どの曲もそうなんですが、この曲は特にコンサートで聴くほどクセになる曲だと思います。
5.『URAHARA-JUKU』
あ~~~~~~~~!!!!(悶絶)
まさかフィルコンで私の心を射抜いた寝転びあっちゃんを生で観られるとは…
といってもアリーナからだと頭しか見えなかったんですが()
アーカイブ観て悶えた。ほんとなんでこんなに良いのかわからないけど大好き。
このシーン、ぴあのレポに「ステージに寝転ぶ姿は息をのむほど美しい」的なことが書かれてて、ごろんしただけでそこまで言われるあっちゃん何者…ってなった。
でも気持ちはわかる
6.『凍える』
発売された時からすごく好きな曲だったので、やっとコンサートで聴くことができてうれしかったです。
ライブで聴いて初めてAメロのベースラインがとても面白いことに気づく。
バラード調の曲でベースラインがよく動くのがヒデ曲っぽい印象。ミウとかもそうだもんな…
あっちゃんの表現がとっても優しくて、静かに寄り添ってくれているようで感動したよ…すき…
7.『舞夢マイム』
なんかライブ中は後ろの映像ばっかり見てた気がするw
映像で観るよりもライブで観た方が文字が読みやすくて…(そこ)
この日見つけたのは「アブラカダブラ」「楽園」「アダム」「イヴ」だった。アダムとイヴって元ネタ何なんだろう…獣たちの夜??
アーカイブであっちゃんが自分で口紅塗ってるのに気づいては~~~~~~~~~ってなった
それ自分でやってたの?????かわいい…
曲中もあっちゃんがまた良い顔するんですよ。何時にも増してノリノリだったあっちゃん…ふーんえっちじゃん…()
「死んでみるか」でやられましたね…会場で胸抑えて過呼吸なってましたもん(大げさ)
8.『Villain』
ちょっユータそれはあかんて()
配信ライブの時にすごいツボった動きをしてくれまして…(イントロのベースの弾き方)
ありがとうユータ…love…
やっぱりツインボーカル曲は問答無用でテンションが上がる。
この曲は特に、クールでポーカーフェイスな今井さんと激しく歌うあっちゃんの対比が面白い。
9.『堕天使 YOW-ROW ver.』
ノリがだいぶ馴染んできたというか。
一昨年のDIQで聴いたときはまだリリース前だったっていうのもあってノリが分かりづらい感じがあったんだけど、一年経ってすごく盛り上がれる曲になったな~と思います。
聴く度に好きになっていく曲です。
10.『ダンス天国』
初めて聴いた時のイメージ通り、とっても盛り上がれる曲。
そして予想通り、見たいところが多すぎて目が足りなくなる曲でもあった…。
自分がノってると余計に記憶も曖昧になってしまってな…私は一体何を見ていたんだ()
11.『MOONLIGHT ESCAPE』
あっちゃんの華麗な一回転半ターン…
お衣装の裾がひらひらしてとても綺麗だった。巻きスカート万歳
終わり方もエモいよ~~~~~~!(言葉にできない)
両腕で顔を隠すようなポーズをして、間から見える表情には儚さが漂ってて。
なんて美しいんだろう…。
12.『ユリイカ』
「LOVE!」「YEAH!」「PEACE!」で一斉に手が上がるあの光景が一番観たかった。
改めて、ライブっていいな…と思いました。
ライブで盛り上がれるのって本当に楽しいことだったんだな。
またみんなで思いっきり盛り上がれる日が来てほしいです。
13.『忘却』
イントロからAメロにかけてのベースの音の切り方が最高に良くてですね…。
アーカイブでユータを大写しにしてくれたのがとてもうれしかったです。みんなあそこはユータを見てくれ
曲中のあっちゃんの仕草ひとつひとつがとても綺麗で、胸に響きました。
「涙が一筋落ちる」のところとかもう芸術だったので…
そして本編は終了。
15分の換気時間を挟み、アンコールへと進んでいきます。
ライブレポ(アンコール編)
14.『FUTURE SONG -未来が通る-』
イントロで踊ってるあっちゃんかわいすぎてやばいですね()
アンコールのお衣装は配信ライブの時のかな?本編とはまたちょっと違ってかわいい(あっちゃんはいつでもかわいい)
間奏でドコドコするあっちゃんもかわいい…愛おしい…すき…
15.『Luna Park』
ここでやってきましたLuna Park。
これもコンサートで聴くのは初めて。
夢のような楽しさとか喜びと、それが過ぎ去った後の切なさみたいなものは、コンサートにも通じるものがあるな~と思いました。
なのでこのタイミングで聴いてジーンとしてしまった。
16.『世界は闇で満ちている』
フィルコンの感想記事にも書きましたが、今この状況の中で聴けて良かった曲だと思います。
闇の中に存在する「可能性」を少しずつでもすくいあげていくことができれば、その先にはきっと「希望」や「未来」があるはず。
先の見えない状態でも着実に一歩ずつ進んでいく。
そうしたことで、配信ライブやフィルムコンサートなどの新しいコンサートの見せ方が生まれたり、様々な制限はありつつも有観客でコンサートができるまでになりました。
これからも歩みは少しずつかもしれないし、時には戻ってしまうこともあるかもしれませんが、その時にできる「可能性」を信じていこうと思いました。
17.『ROMANCE』
マッチで蝋燭に火を灯していくあっちゃん。
あっちゃんがマッチ擦ってるだけでなんかいけない気持ちになるのは何故()
今回は、今までとはまた違ったロマンスだったような気がする。
コンサートで披露されるロマンスは女性的なしなやかさとか麗しさを感じさせるものが多かったように思うけど、今回は男前要素が強かったような(分かりづらい説明)
いやー、「跪き祈りの歌を」でステージに跪くあっちゃんがかっこよすぎたんですよ。なんだあれは
確実に傍に花嫁いたよね…跪いてその手を取ってたよね…(幻覚)
そして曲終わり、ステッキで胸を貫くあっちゃん。
それダメなんだって~~~~~すきなやつだから~~~~~!!!
リアルに息止まったわ…めくるめく耽美の世界…
18.『LOVE ME』
「次の曲は、自分を大切にすると大事な人も大切にできるというお話です。医療関係の方に捧げたいと思います。」というMCから始まった『LOVE ME』。
元々コンサートではよく披露されていた曲ではあるけど、一昨年のDIQあたりから意味合いが変わってきたのかな~と思う。
一昨年のDIQでは「自分を愛してあげる歌」。今回は「自分と、大事な人たちを守る歌」。
とても強いメッセージ性をもった曲になったと思います。
会場みんなで手を振る、その一体感が凄かったです。
きっとみんな同じ思いで手を振っている。
同時に、会場の中だけじゃなくて、世界中どこにいてもああやって手を振っていれば繋がれるんだ…ということを教えてくれたような気がしました。
今井さんが間奏にメメモリのフレーズを入れてきたのがまたニクい。
メメモリ、今回聴きたいと思っていた曲の一つだったのでうれしかったです。
その後メンバーが一度はけ、ダブルアンコールへ。
メンバーが出てきて、ユータと今井さんが客席の写真を撮り始める。
いつもの光景。だけどこれも一年ぶりのことで。(無観客ライブの時もやってくれてましたが)
ユータがブログに載せてくれた、久しぶりに観客がいる会場の写真を見てほろりとしてしまいました。
19.『Alice in Wonder Underground』
定番で盛り上がれるし、今回くるかな?と予想してた曲。
手拍子とか合いの手がすごく楽しい。
ダブルアンコであっちゃんが巻いてきたストールがかわいくて。
赤と黒の柄で、アリスのイメージによく合っていた(トランプ的なね)
個人的推しポイントの「泣いたりしない」の仕草がアーカイブにばっちり映ってたのでそれだけで幸せです、ありがとうございます()
20.『LOVE PARADE』
いやーもう、すごくよかったです。これに尽きる…
ひたすらに良い曲じゃん…。
結構コンサートでやってるイメージだったんだけど、「No.0」以降はこれが初めてかな?
あっちゃんの表現力の進化に驚かされるばかりでした。
仮面を顔に当てて、クラウンがおどけてるような演技をしていて。
それだけで泣けてきてしまった。
聴きながら、私の町にもまたパレードが来られるようになったらいいな…なんてことを思ったりしていました。
今年は地元でコンサートが観られるようになればいいな。
そしてあっちゃんのMC。
「たくさんの拍手をありがとうございます。手が痛いでしょう?」って言ってくれたけど、あの瞬間は全然そんな風には感じていなくて。
拍手にのせて想いが伝わったらいいなと思いながら無我夢中でやってたから、全然感じなかったのかも。
そして、「まじめな話ばっかでつまんないよね、下ネタでも言おうか?」という突然の爆弾発言に思わず吹いてしまったw
あっちゃん頼みますよ、今日は声出しちゃいけないって言われてるんだから…
でもあの場にいたほとんどの人が笑いをこらえ切れてなかったと思うw
あっちゃんの下ネタ…若いころよく仰っていた「s○xしようぜ!」的なやつですか…ね???
聞きたかったような気がしないでもない()
その後、メンバー紹介からアニイのドラムソロへ。
「ON SCREENでは、ドラムソロがなかったと苦情をいただきましたので(笑)」っていうのを聞いて初めて、そういやフィルコンではやってなかったなということに気づくw
そして再びMCへ。
「来年はいい年でありますように」と祈るあっちゃん。
あっちゃんはいつもみんなの幸せを心から願ってくださるんですよ…。
そして「行こう、未来へと!」という力強い言葉の後に始まったのは『New World』。
21.『New World』
何気に、コンサートでは初めて聴きました。
なんといいますか、ライブで聴くとより楽しい曲というか。
過去のコンサートの映像ではたくさん観てるし、結構聴き慣れてると思ってたんだけど、実際に聴くとより感動しました。
いつも私たちに希望を見せてくれるBUCK-TICK。
この日の『New World』はいつにも増してまぶしくて。
いつだってBUCK-TICKが目指すのは「未来」。
どんな状況であれ、その歩みを止めることはきっとないのでしょう。
そのことにとても安心したと同時に、心強さも感じました。
彼らはきっと、私たちに明るい未来を見せてくれるはずだと。
毎回書いてますが本当にBUCK-TICKのファンになれてよかったです。
おわりに
ということで、今回は『ABRACADABRA THE DAY IN QUESTION 2020』ライブレポート編をお送りいたしました。
あまりにも無我夢中だったのか会場で観た記憶がほとんどなく、アーカイブを見ながらの執筆となりました。
アーカイブ機能、本当に便利ですよね。
コンサートが終わってすぐにアーカイブが視聴できるって本当に素晴らしい…。終演後の余韻そのままにアーカイブを観られる幸せ。
しかも期間中なら何回でも観れますし。おかげで年末年始の我が家は延々と今回のアーカイブ映像がループしていましたw
とはいえ、結局この記事が書き終わったのはアーカイブ期間が終了した後なのですが…相変わらず書き始めるタイミングが遅い…
視聴期間は終了してしまいましたが、この記事を読んであの日の武道館に想いを馳せてもらえたら嬉しいです。
2月にはWOWOWで放映もあるそうですのでそちらも楽しみにしつつ、今回はここまでにしようと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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