【開催レポート】スタートアップウィークエンド高松2022
こんにちは!Setouchi-i-Baseコーディネーターの池嶋です!
この記事では、2022/12/9(金)~11(日)に開催した「Startup Weekend 高松2022」の、当日の様子をお届けします!
イベント概要
【日時】
2022/12/9(金)18:00~21:00
12/10(土)10:00~21:00
12/11(日)10:00~20:00
【参加費】
学生 早割:3,000円
学生 通常:4,000円
社会人 早割:5,000円
社会人 通常:6,000円
最終日の見学&懇親会参加チケット:1,980円
【場所】
Setouchi-i-Base
Startup Weekend とは?
Day1
金曜日の夜に開幕した「スタートアップウィークエンド高松2022」
コロナも落ち着きつつある今、現場に熱気が宿るようなイベントを開催できて、とてもタイミングがよかったです✨
今回の参加者も中学生や高校生、そして起業経験者だけでなく学校の先生や会社員などなど、本当に様々な背景の20名にご参加いただけました。
何より嬉しいのは、今年度にこれまで開催したイベントの参加者が、この機会にまたSetouchi-i-Baseを再訪してくれたこと。
何か新しいことにチャレンジする人が集う場所。
2020年のオープン当初に掲げた景色が、少しずつ目の前で実現し始めていることを実感できました。
さて、いよいよプログラム開始です。
Setouchi-i-Baseのホール(BBスクエア)にて、まずはチェックイン。
ファシリテーターの中本さんから、全世界で開催されているスタートアップウィークエンドの想いや、このイベントに参加するにあたっての心構えなどお話いただきました。
またSetouchi-i-Baseコーディネーターで、今回のスタートアップウィークエンドを担当した荒木さん(このイベント中は”女神”と呼ばれていますw)からは、施設の案内と参加者への応援メッセージを。
会場の手配はもちろん、期間中の食事を選んだり館内の標識やアナウンスのタイミングを段取りしたりと、参加者が3日間を目いっぱい楽しんでもらえるよう綿密に準備を進めてきました。
次にアイスブレイクです。
キーワードを組み合わせて即興でアイデアを生み出す練習を通じて、徐々に場が温まり始めます。
場が温まったところで、いよいよ参加者によるアイデアピッチの時間です。
全員A4の白紙1枚に、その場で考えた自分のアイデアを書き込み、1分間のピッチに想いを込めます。
ピッチ後は、参加者同士で議論を交わし合います。
1分で伝えきれなかったところを熱弁する人や、お互いのアイデアに刺激を受けて「一緒にやりましょう!」とパートナーに出会えた人など、会場は熱気に包まれました。
そして、共感するアイデアに投票を行います。
その結果を経て、この3日間を一緒に過ごすチームが結成されました。
今回は合計5チームが誕生し、それぞれの連絡先交換などをして、初日が終了。
明日からは、いよいよ本格的なアイデアを作り込みが始まります!
Day2
Setouchi-i-Baseのオープン10時と同時に、参加者が集います。
まずはファシリテーターから、各種連絡事項と2日目にあたっての心構えについて説明があり、いよいよチームに分かれてのアイデア創りです。
各チーム、昼食中も議論を重ねます。
午後からはコーチングの時間です。
今回のコーチはSetouchi-i-Baseのコーディネーター4名が担当。
それぞれ起業や新規事業の立ち上げなど様々な経験から、参加者たちのアイデアにしっかりとアドバイスをしていきます。
コーチングの様子と共に、コーチの方々をご紹介します。
また2日目の昼の時点でもう外に出て現場を視察したり、アンケートを集めたりしているチームがいました。
中には会場には1人しか残っておらず、他のメンバーは全員外からオンラインでコーチングに参加していたチームがいたのは驚きでした!笑
複数人のコーチからアドバイスをもらうことで、今のアイデアのいろんな価値や課題が見えてきたみたいです。
コーチからいいヒントをもらって「なんとなく進む方向が見えました!」とテンションがあがるチームもある一方で、コーチからの鋭いフィードバックを受けて「ダメです、、、ゼロになりました、、、」と抜け殻状態になっている人もいました。笑
画期的だと思っていたアイデアが実は既によくあるものだったり、社会のニーズだと思っていたものが自分の思い込みだったり・・・
他人からフィードバックを受けて良い結果が得れなかったとしても、そこで得た学びはとても大切なものだと思います。これこそスタートアップウィークエンドの醍醐味です。
2日目の午後はとても苦しい時間帯。でもここを乗り越えてこそ、何物にも代えがたい達成感と爽快感にたどり着けます。
さぁ、果たして今回の参加者たちは、無事に走り切れるのでしょうか!?
Day3
最終日は、いよいよカタチになったアイデアを審査員に発表する日。
午前中、そろそろスライドの作成と発表の練習を・・・と思いきや、まだまだアイデアが出来上がっていないチームが多数!笑
ランチの時間も休むことなくプレゼンに向けて意見を交わします。
チームによっては、もう全員ぐったり。笑
それでも、必死にアイデアを発表するための形にしていく参加者たち。
そして、時間は無情にも刻々と進み、気づけばもう夕方。
頭がオーバーヒートするほどアイデアと向き合い、仲間と白熱した議論を交わし続け、最後には外に飛び出して磨き上げたアイデアを5分間のピッチに込めます。
いよいよ最後の発表です。
最終発表会
今回の審査員は、Setouchi-i-baseのアドバイザーの方や、香川県で活躍されている経営者、起業家の方々にご協力をいただきました!
改めまして、ご協力ありがとうございました。
ジャッジの方々からも熱いメッセージをいただきまして、5チームのプレゼンがスタートします。
プレゼン時間は5分。プラス質疑応答で5分の1チーム計10分で構成されます。
各チームそれぞれ、ユニークなアイデアが続々と発表されます。
ジャッジの鋭い質問にも、参加者は必死に食らいついていきます。
こうして、5チーム全ての発表が終わりました。
そして、結果は・・・
チーム「黒船」が優勝!!!!
体育館などの公共施設の予約システムが使いずらいという点に着目し、ユーザー視点のDXと利用者を支援する新しいサービスを武器に、全国の指定管理を片っ端から獲得していきシェアを伸ばそう、というアイデアでした。
鎖国状態にある行政の指定管理の世界に、黒船として現れるという意味を込めたチーム名にも、メンバーの熱い気持ちが表れていたのではないでしょうか。
本当におめでとうございます!
そして、最後は懇親会。
参加者は皆、3日間のお互いの健闘をたたえ合いながら、交流を深め・・・
るのかと思いきや、各チームはコーチやジャッジに向かってダッシュ!笑
自分達のアイデアに対するフィードバックや、ビジネスの考え方や経営者ならではの視点など、様々なアドバイスをもらっていました。
実際に活躍されている経営者の方とお話する機会は本当に貴重なものだと思います。
今回の参加者も学生を中心に若い世代が多かったのですが、大人たちを前にしても物怖じせず、この機会をどん欲に学びに変えている姿は本当に驚きでした。
まとめ
こうしてSetouchi-i-baseでは3回目となるスタートアップウィークエンドは無事に閉幕しました。
しかし、ここで終わりではありません。
実はSetouchi-i-Baseでは、このイベントをキッカケに会員になってくれた人、起業に興味を持って動き始めた人、そしてこのイベントで仲間を見つけて起業を決意した人などがいました。
Setouchi-i-Baseにとってこの3日間は、単なるイベントではなく、たくさんの”始まり”を生み出す装置なのです。
今回もきっと、そんな想いを持った参加者がいると信じて、コーディネーターとしてしっかり参加者と継続して関係を築いていきたいと思います。
Setouchi-i-baseでは今年度、たくさんの起業家やフリーランスが誕生しました。そして、その人たちが中心となり、またまた新たな起業を志す人が集まってきています。
起業家が持つマインドや考え方は、会社員や学生でも日々の活動の中で非常に役に立つものです。そこに年齢や経験は関係ありません。誰もが世界を、社会を良くするために、求められることだと思います。
今後もこういった機会をどんどん作っていき、引き続き香川の挑戦する人たちのコミュニティを盛り上げていきたいと思います。
このブログで興味を持っていただけた方は、是非また次回にご参加いただけると幸いです。
今後ともよろしくお願いいたします!
以上!スタートアップウィークエンド高松2022の開催レポートでした!