【価値をずらす】装う飾るアクセサリー、はじめます。
新しい試みを始めます。
アクセサリーというと、何を思い浮かべますか?
ファッションアイテムが大半だと思います。でもカーアクセサリーなどとも言うように、アクセサリーの概念を【人の暮らしに付随するもの】として捉え直し、「ファッションからインテリアまでライフスタイルを楽しむ、装う飾るアクセサリー」の販売を開始します!
そんな新商品が並んだ、月に一度だけのオンラインショップが先程、期間限定でオープンしました。
今回取り組んだのは、価値をずらす、ということ。
どんな反応をいただけるのか不安が大きいですが、自分の振り返りを含めて経緯をまとめておきたいと思います。
負け戦が怖かった。
私はアクセサリーをつくり続けながらも「ファッションの人」として認識される(する)ことに違和感がありました。おしゃれは好きだけど、流行を追う雑誌を見ることもパリコレで天下とると思ったこともない。そんな自分がファッションブランドの冠をかぶっていいのだろうか…。
よくビジネスの基本として「負ける戦はするな」と言います。そして負けないためには、勝てる勝負しかしないこと。
ファッション業界は見渡す限り素敵な人ばかりで、前述したようなマインドではすでに負け戦です。
アクセサリーを軸に、自分らしさとはどうやって出せるのか。自問自答している中、気づいたことがあります。アクセサリーをつくり続けると同時に続けてきたことがあったのです。
自分との関係を紐解く。
つくると同時に続けてきたこと。それは、つくったアクセサリーのインスタグラムへのアップです。
実はアクセサリーの販売は、先月までほとんどしてきませんでした。「つくる→インスタ公開→しまいこむ(時々使う)」がデフォルト。
身につけるでも売るでもなく溜めこむ風景を考察すると、私にとってアクセサリーとはスタイリングモチーフだったのだと気づきました。
身につけるものとしてよりも、インテリアのように空間を彩るものとして無意識に接し、写真に収めてきたのです。
写真をご覧いただいての通り、私は小物を集めるのが小さい頃から好きです。部屋を見渡せばアンティークの雑貨や器などがわさわさあります。それらとアクセサリーをスタイリングして、ほぼ毎日インスタに公開していくことは苦ではなく正方形の新しい世界に入り込める楽しい時間でした。
常識の価値をずらす。
そして思いました。
アクセサリーは一般的には身体を飾るものだけど、空間を飾ることもできるのではないか。
アクセサリーは身につけているときは輝かしいのですが、家でスタンバイしているときは残念なシーンに置かれることが多々あります。たくさんのアクセサリーを一ヵ所にまとめると、ネックレスのチェーンが絡まったり、小さなものがゴチャゴチャするなど、むしろ隠したい存在になっているのがリアルかもしれません。
それならお届けする箱を単なるパッケージとせずに、そのままインテリアとして飾れる仕様にしよう。
▼アンティーク調に染めた木のBOXにアクセサリーを入れてお届け。
【 空気の花 】ピアス / イヤリング _白粉
▼並べてみました。
装うことが好きな人は、おそらくおうちも好きな空間にしたいと思っている方が多いのではないかと思っています。
我が家は小物が多く、決してきれいにしているとかではないですが特定の場所だけでも、自分の好きなもので構成されている空間とは居心地のよいものです。
スタイリングはたった1つを起点に小物を集めたり、あるものを工夫していくことで好きな空間づくりになっていきます。
考え方を応用する。
「装う飾るアクセサリー」のアイデアは前から温めてきたことですが、考え方は様々なことに応用ができます。
似たような事例でいうと、グリコのおまけキャラメル(古)。おもちゃのおまけを付けたことによって、「食べ物→集めるもの」となり玩具好きにもアプローチが広がりました。
世の中にはいろんな人が色々なアイデアを実践してくれています。成功事例を真似しても効果が出ないことを幾度も繰り返しながら、自分の好きなことや自分が無理なくできることを組み合わせるような、アイデアの応用を練習していきたいと思います。
やっと、自分なりの1つの答えです。
「装う飾るアクセサリー」は今夜がスタート。
どうぞよろしくお願いします!!!
▼月に1度の期間限定オンラインショップ
open: 5/28 21:00 ~ 6/4 23:59
https://flyinggallop-shop.stores.jp/
▼インスタグラム( @flyinggallop )
https://www.instagram.com/flyinggallop/
身に纏う喜びだけでなく、心の装いとしての装心具ブランド「ソワ」を営んでいます。 https://www.instagram.com/sower_setonozomi/ いただいたサポートはnote内で循環し、心豊かなnote循環を生めたらいいなと。よろしくお願いします!