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内向型はマイナスではない|静かな人が輝く人生

「内気な性格の自分がいやだな」
「内向型でもうまく仕事ができるようになるのかな」

みなさんは、内向的な自分をコンプレックスに思ったことはありませんか?わたしも最近まで内向型の自分がいやでいやで溜まりませんでした(笑)

周囲に同じような気質の人がおらず、以下のように悩むことも……

「わたしだけが生きづらい?」
「内向型でこの先やっていけるのだろうか」
「楽しく仕事をしている内向型の人はいるのかな」

しかし、内向型の特性を知るにつれて「内向型でもいいかもしれない!」と考え方が変わっていきました。自分を受け入れられた今は、以前より楽しく過ごせています♪

この記事では、内気な気質に悩んでいたことや内向型の強みを活かして活躍している人を紹介していきます。

内向型の特性が理由で自信をなくしている方が、少しでも元気が出ると幸いです。

内向型の自分を悪く思う時期

人間は外向型と内向型にわかれており、日本では、3人に1人が内向型だと言われています。そんなにいるのかと驚きですよね!
外向型は社会のなかで目立つため、内向型の存在に気づきにくいのかもしれません。

外向型が活躍する環境にいる内向型の方は、自分の特性をネガティブに捉えている場合も多いのではないでしょうか。

わたしは、10代〜20代前半が特に、内向型の自分を情けなく思っていました。学生時代は周囲の目線に敏感で、外向型の人を見るたびに憧れる一方で、自分は劣っていると落ち込む日々だったのです。

内向型を悪く思う原因を他にも考えてみると、以下のような感じです。

・自己肯定感が低い
・周りに内向型がいない
・社会や学校で評価されない
・仕事や人間関係もうまくいかない

「内向型でもいいな!」と思える環境や考え方がなければ、だんだんと生きづらさを感じていく気がしますよね。

内向型はマイナスにならない

わたしはつい最近気づいたことですが、内向型はマイナスな要素ではありません。

内向型も外向型もそれぞれ強みや弱みになる部分があります!自分の特性をどう活かすか、どう受け入れているかで見え方が変わると思います。

内向型の強みになる部分は、以下のとおりです。

・危機管理能力がある
・圧倒的想像力がある
・1人で仕事を完遂する
・驚異的な集中力がある
・人の話を共感して聞ける
・几帳面で細部までこだわる
・物事を突き詰めて考えられる

自分の力を発揮できない環境だと、内向型の強みも弱みに代わってしまいます。特性が活かせるところに身をおくことも非常に大切ですね。自分次第で内向型を強みにしていけるのです!!

内向型の特性があっても活躍している人

内向型が理由で将来の不安や悩みを感じている方も安心してください。世界には、内気な気質を持ちながら活躍する人が大勢います。

・ビル・ゲイツさん
・ジル・チャンさん
・イーロン・マスクさん

ご存じの方も多いでしょうが、上記の方はさまざまな偉業を成し遂げています。社会で活躍する先輩の生き方を知ることで、悩みを解決するヒントが見つかるかもしれません。

ビル・ゲイツさん

ビル・ゲイツさんの経歴は、以下のとおりです。

・マイクロソフト創業
・Windowsシリーズを開発
・ソフトウェア産業の発展への貢献
・ビル & メリンダ、ゲイツ財団の設立(慈善団体)

共同創業者のポール・アレンさんの著書では、ゲイツさんの仕事ぶりについて以下のように語られています。

「深夜の作業中にビルが端末の前でうたた寝しているのもよく見た。コードを打ち込んでいる最中に、徐々に身体が前方に傾いていき、ついには、鼻がキーボードにあたってしまう。そのまま1、2時間眠った後目を覚まし、薄目でスクリーンを見て2度ほどまばたきをすると、すぐに何事もなかったように作業を続行する。本当に信じがたいほどの集中力である」



またゲイツさんは、1年に2回、外部との関わりを遮断して、山小屋にこもります。読書や思考整理に時間をあてる貴重な時間なのだそうです。
内向型の強みの「集中力」を活かして、これまでの偉業を成し遂げてきたのですね。

ジル・チャンさん

ジル・チャンさんの経歴は、以下のとおりです。

・ハーバード大学、清華大学でリーダーシップ、プログラム修了
・アメリカの非営利団体でフィランソロピー、アドバイザーに就任
・著書「静かな人の戦略書」が台湾ベストセラー1位
・現在は台湾を拠点に内向型のキャリア支援のため国際的に活躍

チャンさんは、内向型の言葉を30代になるまで知らなかったと言います。内向型の言葉に出会う前のチャンさんは「自分の不具合を矯正しなければいけない」とまで思っていたそうです。

スーザン・ケインさんの著書『内向型人間のすごい力』を読んだ後のチャンさんは、以下のように語っています。

「内向的という言葉を知ったことで、自分は故障しているわけでない、ちょっと違っているだけだとわかったのです。そして、世の中にはほかにも同じような人たちがいるんだ、と。これは自分のキャリアにとっても人生にとっても大きな転換点となりました」

内向型を理解することで、著書『静かな人の戦略書』で記されていたような特性を活かした仕事術を発見されていったのではと思います。

イーロン・マスクさん

イーロン・マスクさんの経歴は、以下のとおりです。

・X.comを設立(後のPayPal)
・スペースXを設立
・テスラ モーターズを設立(現テスラ)
・OpenAIを共同設立
・Neuralinkを設立
・スペースXがCrew Dragonを打ち上げ

マスクさんは、自信に満ち溢れたスピーチをすることでも有名ですよね。ですが、素晴らしいスピーチができた理由は、彼が努力を続けてきたからです。スピーチについて彼は以下のように、話しています。

「基本的に、私は内向型のエンジニアだ。壇上でスピーチをする際に吃音が出ないようにするため、苦労して訓練を積んだ。……CEOとして、避けては通れなかったからだ」

内向型の集中力の強みを活かして、苦手な部分を乗り越えてきたのだと思うと勇気が湧きますよね。

内向型を活かす人生

内向型が理由で社会に適応しづらくて辛くなる瞬間もあるでしょう。
しかし、自分自身を偽って否定することは、より苦しいですよね。

ありのままの自分を認めていくと、本来の力を発揮しやすくなります。

内向型が悩んでしまう要因が、大山栄作さんの著書『静かな人のすごい力』 で以下のように記されていたため、紹介しますね。

内向型が苦しんでしまう本当の理由は「内向型だから」ではなく、内向型なのに「無理に外向型を演じようとしてしまう」ことにあるのです。



みなさんもこれから、内向型でいる自分を少しずつ受け入れて楽しく過ごしていきませんか?

これからは内向型を理由にして劣っていると思わなくて大丈夫です。なぜなら内向型には素晴らしい才能が溢れているのですから。

読んでいただきありがとうございました!!ではまた!!

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