書評ブログ vol.15「東大教授が教える知的に考える練習」を読んで
無類の本好きのわたし。どうせなら読んだままにせず思いっきり主観の入った書評を書いてみたいと思い立ちました。この記事がきっかけとなり、実際に読んでくださる方がいたらとても嬉しいです。
≪読み終わった本≫
『東大教授が教える知的に考える練習』 柳川範之
”書評ブログ vol.14「東大教授が教える独学勉強法」を読んで” にてご紹介させていただいた、柳川範之さんの本なのですが今度は「考える」ことに焦点を絞って書かれた1冊です。
人は無意識のうちに取捨選択をしながら生きています。そのときには大なり小なり「考える」という作業をしているはずなのですが、この本で言うところの「考える」とは、ある物事に対して自分はどう思うか。それはあくまでも”自分は”ということであって、正解はないのだと柳川氏は書いています。
では、考えるとはどうすればいいのか…。それについて3つの考える土台を作る方法が書かれています。
①ある物事を人に伝えるとしたら、何といえばいいだろう。できれば一言で簡単に表現できるようにする。
②異なる二つの事柄について、共通点はないか考えてみる。
その癖がつくと、何かの問題に直面した時に全く違った方向から解決策が見えてくる。
③今度は一見同じように見える事柄に対して、違う点はないか考えてみる。
ただボーっとテレビを眺めたり、分からないことがあれば考えるよりも先にインターネットで検索してしまう。
そんな日々を改め、「考える」クセがつくように今から始めてみようと思いました。
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