世田谷のDINKs(幸福な子なし夫婦)

大学生の妻と一緒に毎日穏やかに過ごしています。社会不適合者→幼小中高大帰宅部→無職→労…

世田谷のDINKs(幸福な子なし夫婦)

大学生の妻と一緒に毎日穏やかに過ごしています。社会不適合者→幼小中高大帰宅部→無職→労働者→DINKs。常識、団体行動、世間体に適合できなかった人間がコロナ社会を機に人生を抜本的に見直し。趣味は街の散策、交通、家事全般、IT・AI。

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妻に働かずにいてもらう理由

自分たちをDINKsと名乗っている私達、当初はそのとおりでしたが、今は私だけが仕事に出ています。 1.妻の日常では妻は何をしているのかといいますと、毎日散策に出たり、私の買い物や趣味活動を代わりにやったりしてくれています。英会話やプログラミングなど、将来のための勉強もしており、若い時にやりたい勉強があったにも関わらず大学に通えなかったので、今、通信制の大学(心理学・法学系)に通っています。 妻は責任感が強いので、自分だけ働かずにいることについて当初はとても気にしていました

    • 「静かな退職」問題から考える「子なし」と「脱労働」

      1.静かな退職 静かな退職という言葉を知った。「仕事への熱意を持たず、必要最低限の業務のみをこなす働き方のこと」らしい。色々とメリット・デメリットなどが記事で言及されているが、個人的には「普通に必要なことをして帰宅することの何が悪いのか」と感じるのみである。けれども、少なくとも日本においては、会社労働をしている人の多くが「静かな退職」に肯定的な感情を持っていないだろうと思われる。 以前の転職面接で、自己実現欲求の優先順位は高いながらも、他人や組織に影響を与えたり、評価さ

      • いつもニコニコしているDINKs夫婦が考える少子化

        子供をほしがらない社会の原因は何だろう。これを夫婦で考えることがとても多い中、興味深い記事に出会った。 先日、電車の中で、幼稚園から小学校くらいの子供二人が、母親と祖母に連れられて出かけていたようで、車内で兄弟同士が喧嘩を始めた。ちょっとした小競り合いだったが、次第に大きな声を出すようになり、かなり車内に響いていた。こういう時に、親に向けられる周囲の視線が冷たい。個人的には、子供は理性を抑えられないのは仕方ないし、別にイライラするようなことかな?くらいに思っている。妻は地方

        • 妻とご飯の写真を撮るルーティン

          ハウスワークが大好きな私ですが、その中でも、特に料理が好きです。このアカウントで何度も書いてきていることですが、買い物、調理、片付け、食事、ゴミ出しというすべてが好きです。色々な段階で、色々なものや人が関わっていて、そういうので生活が回っているんだなあと温かい気持ちになるのが、たまらないんですよね。それが日々の日課って素敵なことじゃないですか?ただ料理しているだけで毎日がテーマパークみたいですね。ちょっと大げさに言いすぎたかもしれません。 撮り溜めによりかなり遅れていますが

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        妻に働かずにいてもらう理由

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        • 学校・労働害悪論
          8本
        • DINKsという選択肢
          29本
        • シンプルな幸せ
          6本
        • 妻への感謝
          6本
        • 妻の日記
          10本
        • 大学生の妻
          3本

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          「待てない」人たちから学ぶ時間の余裕の大切さ

          情報システムの仕事をしていると、トラブルはつきもの。何か事象があれば、そのユーザーの端末を現場やリモート環境で確認し、対策を講じることになる。事象解決を待っているユーザーを見ていると、本当にその人の性格が表れると感じることがある。 機械関係のトラブルは、すぐに解決できるものとそうでないものがある。コマンドやコントロールパネルの設定で済むものもあれば、原因調査を要する時間がかかるものもある。対処するトラブルに応じ、該当ユーザーの座席に訪問してその場で解消するか、一旦端末を預か

          「待てない」人たちから学ぶ時間の余裕の大切さ

          完璧主義はあんまりよくない

          妻です。 私には兄弟がいる。性格は三者三様で、似てるようで全く異なる。私以外は地元で堅実に就職し、家庭を築き、こどももいる。そんなこんなで、時間にゆとりがない2人は家事に仕事に育児に忙しいので連絡するのも最近は月にあって2回ほど。なのに2人から同時に連絡があった。 2人とも相談があって連絡してきてくれたのだが、共通点があった。それは完璧主義。あまり具体的なことは書けないが、こんな感じだった。 1人は、自分のキャリアアップの勉強と現実が合わず、全てが中途半端になってしまっ

          完璧主義はあんまりよくない

          蒸発した友人に毎年書く手紙

          感情に任せた読みにくい文章です。ごめんなさい。 中学時代からの友人がいる。私は私立中高一貫校に通っていた。入学前のクラス分け試験で、互いに社交的ではなかったので、なんとなく廊下をプラプラしていたところ、目が合ったのを覚えている。中学時代、帰宅部を貫くことで変人扱いされていた私は、友達がほとんどいなかった。疎外されていたわけではないが、部活に所属していないので、大学生のように授業を受けて帰宅するだけの存在、周りからも、ただ同じクラスにいるだけの存在としてしか認知されていなかっ

          蒸発した友人に毎年書く手紙

          DINKs夫が結婚できた理由

          私が結婚できたのは、妻が私を好きになってくれたからです。妻の選択には本当に感謝しています。 ただ、ここに色々と書いている通り、私は典型的な社会不適合者であり、いわゆる変わり者。結婚なんてできるはずがないだろうと思っていました。少なくとも学生時代は。そして成人以降も、妻と出会うまでは、まあ自分は結婚できないだろうな、それでもそこそこ人生楽しく生きれればいいや。程度に考えていました。 その時に自分が結婚できない人間だと思っていたのは、半分正しくて、半分間違いだと、今では思いま

          DINKs夫婦が急速に近づいた経緯

          私達が仲良くなったきっかけは色々とありますが、結婚に直結した最大の行動は、一緒に缶チューハイを飲みながらひたすら散歩したことです。コロナ感染症が拡大し、居酒屋で飲むのも不安がある中、閑散とした場所で缶チューハイを飲みながら、散歩飲みをするのであれば安全だろうと思って始めたのがきっかけです。 カフェや居酒屋で向かい合って話すのもよいんですが、お互いが横に並んで自分のペースで歩きながら会話をするっていうのが楽で、自己開示しやすいんですよね。 よく、夕方の退勤後から終電間際まで

          DINKs夫婦が急速に近づいた経緯

          夫婦が同じ空間にいることの意味

          私たち夫婦は40平米の1DKに住んでいます。扉で仕切られているものの、部屋は分かれておらず、キッチン部分から窓際まで通しです。なので、それぞれの「自分の部屋」はありません。 それぞれの部屋がないことを「狭い」「自由がない」などというネガティブな感じにとらえることもできますが、私たち夫婦にとって、この仕切りがないことが、夫婦仲をとても良くしていると日々実感しています。 ある平日。朝ご飯をたべて、洗濯を回し、私は在宅勤務、妻は大学の勉強をしています。妻がちょっと休憩、ゲームで

          夫婦が同じ空間にいることの意味

          「昔は良かった」と思わないDINKs夫婦

          「昔は良かった」 よく聞く言葉である。実際に経済的・文化的な側面で、今と昔を比較して、昔の方が良かったと感じる場合もあるだろう。「昔の方がよかった」ではなく「昔の方がよかったと感じる」というところが重要で、よかったかよくないかなんて、決して一般化できるわけではないと思っている。 昭和レトロな古き良き時代を描写する作品や価値観が多い反面、20世紀少年のように、多数が賛同する潮流の中で、苦しんでいた少数派がいることも事実で、そういうものを無視して全体調和に傾倒することは個人的

          「昔は良かった」と思わないDINKs夫婦

          大学生になって2年半

          妻です。このnoteを始めた時はまだ通信制大学に入りたてだったのが、あっという間に2年半。改めて項目ごとにどう思っているか書いてみようと思います。 *通信制大学に入ってよかったか これは紛れもなくYESです。 私の場合、大卒資格を取りたいがために入った通信制大学でしたが、思考の幅や知識が明らかに広がったことを感じます。 元々読書が好きで、大学に通う前から新書や興味のある本は普通に読んでいたけど、最近は授業で学んだ内容やそこで紹介された本、テキスト勉強で使う参考文献を暇

          寝苦しい夏の夜

          今年の夏は寝苦しいという印象がある。引っ越す前はクイーンサイズベッドに夫婦で寝ていたので、少し狭かったのだが、布団を増設して寝る場所を広げた結果、かなり伸び伸びした状態で寝ることができ、睡眠の質は上がっている気がする。一方、妻も私も暑さで身体が動き、私なんかは布団に反対向き、斜めになって寝ていることがある。そして暑いので深夜に起きる。深夜に起きて、まだ目覚ましの時間じゃないと思う瞬間、ちょっとだけ幸せになる。 何度か起きるので、夢も複数見る。理解が難しい夢を結構見るのだが、

          「人それぞれ」を許せない世界

          YouTubeで動画投稿をしているので、それに連動してTwitterとInstagramのアカウントを併設している。ただ、SNSそれ自体に興味がなく、結局、収益性があるYouTube以外は手薄になり放置している。そこで出会った素晴らしい人々との交流のために削除しないでいるけれど、実際は、YouTube以外は閉鎖してもよいくらい、役割が薄れてきている。 YouTubeだけが続いている理由は、収益性というのもあるけれど、結局のところ「作る」作業だからである。動画を撮影して編集し

          「人それぞれ」を許せない世界

          今日は夫が在宅勤務の日(DINKs妻日記)

          朝、目が覚めると夫はすでにパソコンに向かってカタカタ仕事をしている。 まだ6時台。どうやら趣味の動画編集をしているようだ。 カーテンからの日差しがまぶしい。ようやく起き上がる。先日まで通学していたこともあり、前よりも早寝早起きになった。夜型人間で20年近く過ごしてきたが、意外に習慣化できたらできるもんなんだなと思う。 7時をすぎ、夫は仕事から労働モードに切り替わったようだ。動画編集してた時と変わって顔が険しい。しかし、こんなときの彼の集中力と処理スピードは半端ない。なんで

          今日は夫が在宅勤務の日(DINKs妻日記)

          昭和至上主義アニメとDINKs

          もう何年も観ていないけれど、週末に放送される子供向け(家族向け)アニメを久々に観る機会があった。ドラえもん、クレヨンしんちゃん、ちびまる子ちゃん、サザエさんが代表作だと思う。子供のころは結構自宅で観ていたし、子供ながらストーリーも面白いし、普通に作品としても好きだったと思う。というか、子供だから「まあ日常ってのはこんなもんか」という感じに観ていたのだと思う。 ところが、30歳を過ぎて改めてこれらの番組を観てみると、面白い部分や懐かしい部分もある一方で、大半の時間が「退屈」と