世田谷のDINKs(夫婦でFIRE目指しています)

大学生の妻と一緒に毎日穏やかに過ごしています。社会不適合者→幼小中高帰宅部→理系→早大…

世田谷のDINKs(夫婦でFIRE目指しています)

大学生の妻と一緒に毎日穏やかに過ごしています。社会不適合者→幼小中高帰宅部→理系→早大→無職→労働者→DINKs。常識、団体行動、世間体に適合できなかった人間がコロナ社会を機に人生を抜本的に見直し。趣味は街の散策、交通関係、家事全般。

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妻に働かずにいてもらう理由

自分たちをDINKsと名乗っている私達、当初はそのとおりでしたが、今は私だけが仕事に出ています。 1.妻の日常では妻は何をしているのかといいますと、毎日散策に出たり、私の買い物や趣味活動を代わりにやったりしてくれています。英会話やプログラミングなど、将来のための勉強もしており、若い時にやりたい勉強があったにも関わらず大学に通えなかったので、今、通信制の大学(心理学・法学系)に通っています。 妻は責任感が強いので、自分だけ働かずにいることについて当初はとても気にしていました

    • 理系から脱落し文系に進んだ人間がやるべきこと

      技術者になるつもりだった私が事務職に就職し、つまらない労働にしか就けなくなってしまったアンサクセスストーリーは繰り返し書いてきたが、文系に進んでしまったからこそ、常に心がけていることがある。 それは「言語化」すること。記号やデータを処理する能力がない分、言葉を正しく面白く使って、感情や思考を言語化し、体系化することが、文系にできることだと思っている。 それは仕事で使うスキルに限ったことではなく、人の喜怒哀楽や悩みを言語化することで解消に向かうための突破口を見出したり、自分

      • 気を遣うのと我儘を言うのは別

        遠慮のない関係を構築できることは、決して悪いことではないと思う。本音を言える人間なんて人生でそうそう出会うことができるものではないし、安心してかかわることができる人と出会える機会は大事にしたい。 ただし、遠慮のない関係が「我儘が許される関係」に置き換わることが往々にしてある。たとえば、最初は良好な関係だったものが、いつの間にか、親しさを冠した強弱関係に変わることがある。あるグループでの交友関係が始まり、フラットな関係から、声の大きな人がいつも暗黙の了解のごとく自身の身勝手に

        • 承認欲求モンスターに執着されやすい人

          変な人に執着されることが多い妻。変な人というと言い方が悪いが、承認欲求が強い人に執着されることが多い。具体的なケースを紹介してみる。 1.何でもかんでも仕事にしてしまう人 趣味の旅行やイベントの開催レベルのことでも、何でもかんでも「○○プロジェクト」と称して、会社の仕事のように計画書を作り、○○担当のようにチームを作り、やたらウェブ上で打ち合わせを繰り返すことを好む。チームの中に取り組み方が緩い人がいると、「仕事なんだからきちんとやらないとね」と不満を漏らす。 もちろん

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        妻に働かずにいてもらう理由

          DINKsは消費に依存しない

          自分自身が行動することで楽しむ思考と、他人が何かをしているのを見ることで楽しむ思考。趣味や余暇を彩る方法としては同じだけれども、全く性質が異なるものだと最近改めて感じる。 訪日外国人観光客が、日本で体験を重視した観光を楽しんでいるのに対し、日本人は「良いレストランでの食事」「モデルコースでの観光」「お土産の購入」を重視した観光をしないのかと感じることがあるらしい。価値観が全く異なるなと思ったし、これは自分の親世代と話していても、本当に強く思うところだ。 私と妻はほとんどテ

          得意不得意を気にしない趣味があると人生が楽になる。

          長く続かない、飽きてしまう、やりたいことがない、何がやりたいかわからない…そういう悩みをかかえて、自分の好きなことができない、見つからないから、とりあえず部活・仕事・育児のように、その時「やるべきだ」とされたものをこなし続けている人は多い。 実際に、自分ほど多趣味で常に手を動かしていて、365日一日も誰からも相手にされなくても一人で楽しめる人には、ほとんど出会ったことがない。 なぜそうなるのかは人それぞれだと思うが、好きなものが見つからない根底にあるのは、幼少期からの教育

          得意不得意を気にしない趣味があると人生が楽になる。

          幸福なDINKsが考える幸せ習慣

          日常生活の充足感を増やし、不満を減らす簡単な方法は案外身近なところに転がっていて、ちょっとした意識の工夫で毎日を楽しく過ごすことができる。 1.こだわりを捨てる 〇〇じゃないといけない!だめだ!という思考を捨てる。物事に正解なんてないし、人間の解釈や評価は相対的なものだとして俯瞰する。ニヒリズム的なものや過剰な達観主義でもなんでもいい。とにかく一旦引いて考える。 今ムキになっているものや執着しているものは、本当に自分にとって「必須」かどうか。5年後の自分が同じようにムキ

          炊飯器にありがとうを言えるかどうか

          今週は妻が外国の友人と京都に旅行に出ている。激務の仕事を退職して、自由時間を使って外国語を話せるようにトレーニングした結果、国籍を超えて人とかかわることができるようになった。これは「共働きすべき」というステレオタイプな価値観では絶対に達成できないことだったと思うし、本当に良かったと思う。働く必要がないのに、無理して働かない、これが幸福をもたらすことは明らかだろうというのが、揺るぎない考えになりつつある。 そんな中、東京に残った私は、本当に久々に数日間の一人暮らしをしている。

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          DINKsと料理とものづくりの大切さ

          ほぼ毎日料理をしている私。今回はそのメリットをご紹介。 1.過程を楽しめるようになる食べることだけが食だと思っていませんか?現代では料理は手作りするものではなく、買うものになってきています。コンビニでもすでに出来上がったお弁当や総菜が販売される時代、スーパーや市場で材料を購入したり、一から出汁を取ったりすることが日常生活において全くない人もいると思います。 (1)食は線から点になりつつある コンビニや総菜がなかった時代は、料理は必ず材料から作るものだったはずです。買い

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          DINKs夫はテレビが苦手

          実家に住んでいたとき、食事の時間にテレビがついているのがとても苦手だった。だいたいがドラマやバラエティ番組で、どうでもいいことで爆笑が起こったり、明らかにヤラセだろうと思うようなことで、一喜一憂するあの感じ。ドラマに関しても、険悪な場面、複雑な人間関係など、現実の延長線を見ているかのようで、そういうものを見ながら食事をするのが嫌だった。 1.今やっていることへの無関心 嫌だった点がもう一つあり、肝心の食事にちっとも関心が向かないこと。当時作っていたのは私ではなく母だったが

          夫婦仲がよいだけなのに

          私が労働しながら、料理や洗濯や掃除を毎日していることを第三者に話すと「奥さんが怖い人」であるかのように想像し、指摘する人が時々いる。こういう反応を見るたびに、世の中、不仲な夫婦が多いのかなと思う。 これまで書いた通り、私は妻にフルタイム労働と家事をしないでもらっている。もちろん、妻が望めばそれをしてもらってもいいし、何かをすべきだと強制していない。けれども、やるべきだという認識で意に反してやろうとすることは、できるだけしないでもらっている。 それは妻がこれまで、田舎で

          DINKsにできる楽しい食事の工夫

          夫婦が揃って同じものを食べる必要があるのかという疑問について、突然ですが書いていきます。これまで、家族は同じメニューを食べるという常識に、無意識のうちに縛られていた気がします。 妻はいくつかの食品にアレルギーがあるのですが、それ以外にも、苦手な食べ物が少々。主に海鮮系の食べ物です。一方、体質的にコレステロール値が高めなので、LDLを下げるための食事にも気を付けたいと思いながら、毎日の献立を考えています。 LDLを下げる食事といえば、素人でも考えられるものとして、青魚系

          DINKsにできる楽しい食事の工夫

          DINKsと「こだわり」

          先日の夫婦の会話。 「こだわり」が強い人って、関わるとつかれてしまうよね。 この数年の私達を取り巻く人間関係がこれに詰まっている。好き嫌いが激しい人、たとえば、感情が激しい人という意味ではなく、色々な色があってカラフルだねと思う場面で「私、紫嫌いなんだよね」って言っちゃう人が面倒だしシンドいよね。という話である。 同じように、みんなでたい焼きを楽しく食べている時に「たい焼きはつぶ餡派、こし餡よりつぶ餡」とドヤ顔で言うような人がいると、両方楽しみたい人は「面倒だな」と思う

          DINKsが考える勧善懲悪

          悪い奴を懲らしめることを善なものとする物語。子供向けの戦隊ヒーロー物語から、大人向けのアニメ・ドラマまで様々な物がある。 個人的に、悪いことをした人間や、卑劣なことをした人間に、それなりの報いがある結末は嫌いではなく、傷ついた人間、不利益を被った人間、自由を拘束された人間が、自由を取り戻すことで終わる結末が好きだ。 ただ、誰も報われない、何も起こっていない、起こるはずがないような前提の世界に、無理やり善悪の概念を持ち込み、悪いものを成敗することを快感と捉えるような作品には

          DINKsが考える昨今のスキャンダルと炎上

          人やモノの存在、行為、発言が炎上する事象が多く観測された2023年。年末年始にかけても、その傾向が続いている。芸能界、芸術、有識者、政治家と、分野は問わない。これは単なるワイドショー的なものではなく、DINKsの生き方にとってみても、考えさせられる世の中の流れなので、考えを整理してみる。 1.問題が起こるテーマ何が非難されているのかを見ると、以下に分類できる。「性」「暴力」「差別」…どれも嫌なものだ。嫌なものだというのは「社会的に悪である」という意図ではなく、ここでは敢えて

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          DINKsの家事分担と夫婦の相性

          以前の記事でも書きましたが、私達夫婦は基本的に家事を夫が担当しています。理由は簡単、夫が家事を好きだから。これに尽きます。 特に料理は妻が苦手とする分野かつ、夫が大好きな分野なので、原則100:0の分担としています。 分担は好き嫌いで決める。これが私達夫婦の原則です。嫌いなことを無理してやる必要がないという価値観を常に大事にしています。 これも繰り返しになるかもしれませんが、妻は真面目で正義感が強い性格なので、何でもきちんとやろうとします。だから妻の作る料理も、とても美