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どこに興味を持つのか

「せたさんは鉄道で日本全国行ってるんですね」

飲み会の席である人に聞かれました。彼は最近知り合ったアラフォーの男性で、じっくり話すのは初めてでした。

この一言を聞いて、ちょっと意外な気がしました。鉄道であちこち行っていることは誰かから教えられて知ったのでしょうが、私について与えられていた情報はそれだけではなかったはずです。奈良県の出身だとか女の子が2人いるとか競馬が好きだとか、私が広く伝えていることは、他にもいろいろとあるのです。

だから、彼が最初に鉄道旅行の話題を出してくるとは予想していませんでした。他者が自分のどこに興味を持つかというのは、わからないものです。

これは、先日受けた無名人インタビューでも思ったことです。私についての基本的な情報はほぼ網羅されているのですが、細かく見ていくと抜けているところがありました。

全国各地を訪れたとは言いましたが鉄道でとは言っていませんし、子どもが2人いるとは言いましたが2人とも女の子であることは明かしていません。ギャンブルが好きなことは伝えましたが、競馬の話はしていません。qbcさんが深掘りしたいと思ったのは、これらの話題ではなかったのです。

そして思ったのは、私から自己紹介する場合も国内旅行のウエイトをもう少し増やした方が良いのかもしれないということです。持ちネタはいろいろとありますが、万人受けしやすいのは旅行のような気がするのです。

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