3連休は茨城と栃木に行こう
4週間前の3連休に行こうと計画したものの諸般の事情で先送りになっていたプランを実行に移しました。真岡鐵道の蒸気機関車C12形が引く列車「SLもおか」に乗りに行くのです。
先送りにしたことによって、真岡鐵道沿線で開催される大きなイベントと重なりました。益子陶器市です。子どもたちに聞いてみたところ行ってみたいとのことだったので、SLは復路に回し、朝から出かけて陶器市に立ち寄ることにしました。
1.真岡で疾走するSLを見学
8時前に出発して、茨城県筑西市の下館駅から真岡鐵道に乗車。益子陶器市に向かう人が多く乗っていたため、2両編成の列車は大混雑でした。
我々は益子へ行く前に真岡で途中下車しました。この駅には蒸気機関車などさまざまな車両を展示しているSLキューロク館という施設が併設されていて、無料で見学できるのです。
キューロクとはここで展示されている9600形蒸気機関車の通称で、土日祝日は1日3回構内の線路を少し走ります。我々が訪れたのはちょうどその時間帯で、走っているところを見ることができました。
2.益子で陶器市を楽しむ
次の列車に乗って益子へ。ここでは2時間半ほど取っていたので、陶器市を訪れる人々で賑わう町並みをのんびり歩きました。
陶器市は私も初めてでしたが、凄まじい量(全部足すと数万点になる気がします)の陶器が展示・販売されているだけでなく、陶器以外の工芸品や食品を売るテントもたくさん出ていて、非常に面白く感じられました。ただ混雑も相当なもので、小学2年生の次女がうっかり商品を割ってしまわないか、私はヒヤヒヤしていました。
若手からベテランまで作風も多様な作家さんの作品が並ぶ一方で、1000円前後で買える品も多く、箸置きなどは100円のものもありました。せっかく来たのだから何か買いたいけれど資金が乏しいという我々のような家族連れにとっては、非常にありがたいことです。
子どもたちも楽しかったようで、2時間半はあっという間でした。次に訪れることがあれば、もっと時間を取る必要がありそうです。
3.SLもおかに乗車
そして真岡鐵道の終点である茂木へ。少し待つと、SLもおかが入ってきました。
客車はかつて国鉄の主力だった50系で、座席は慣れ親しんだボックスシートです。だから発車してしまえば私にとっては普通の列車と大差なく、感慨はあまりなかったように思います。しかし、子どもたちにとってはボックスシートも窓から風が入ってくるのも新鮮だったでしょう。これも貴重な経験になるはずです。
下館に着いたのは16時頃。ここでおやつを買って少し休み、それから帰路につきました。
ちなみに真岡、益子、茂木はいずれも栃木県です。茨城デスティネーションキャンペーンは12月まで続くので、期間内にもう一度、今度は茨城県内を目的地にして出かけようと思っています。
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