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この夏だけの奈良を楽しむ(後編)

大仏殿前駐車場からバスに乗った我々は、宮跡庭園という停留所で下車。目の前にあるミ・ナーラという複合施設に入りました。ちなみに宮跡庭園というのは平城京左京三条二坊宮跡庭園のことで、国の特別史跡および特別名勝に指定されていますが、暑すぎるので今回はパス。

歩道橋から見た平城京左京三条二坊宮跡庭園。

フードコートで昼食をとり(ものすごい混雑でした)、5階にある美術館へ移動。ここで開催されているのは「永井秀幸 とびでる!錯覚3Dアート展」という展覧会です。

永井さんはトリックアートを専門とする3Dアーティストで、ユニークな作品が多数展示されていました。撮影OKだった(むしろ写真で見る方がさらに面白い)ので、ここでいくつか紹介します。

推奨されている角度から見ると立体的に見えますが…。
違う角度からだとまったく見え方が違います。
正面から見る作品もありました。
壁を利用しない作品もありました。なぜこう見えるのか不思議です。

ここまでの作品は手を触れることはできませんが、実際に触れて遊べる作品もありました。これで入場無料というのは嬉しい限りです。

手は私の次女(小学3年生)です。

多彩なトリックアートに触れて、子どもたちは大喜びでした。次女はこの帰省で一番楽しかったと言っていましたし、長女のレポートもスムーズに進むでしょう。

ほかにも家族連れやカップルが訪れていて、それなりに賑わっていましたが、作品を鑑賞するために並ぶような場面はなく、フードコートの混雑を考えるとちょっと寂しい気もしました。フードコートにポスターを貼るとか、もう少し集客を考えた方が良いかもしれません。

ともあれ、この夏しか楽しめない展示を満喫できたので、暑い中を出かけた甲斐がありました。首都圏で永井さんの作品展が開催されたら、ぜひ行ってみたいものです。

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