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日常はインドア派、非日常はアウトドア派

「私、インドア派なんで」

「そんなことないでしょう」

こんなやり取りがありました。自分はインドア派だと思っていたのですが、他の人から見るとそうでもないようです。

私はスポーツが苦手で、釣りやキャンプもしません。ゆえにアウトドア派とは言えないように思いますが、全国47都道府県を訪れているうえに地方取材の際には早出して観光を楽しむインドア派というのは、ちょっとおかしいかもしれません。

そもそも多様な人々をシンプルに二分することに無理があるという気がします(文系理系も同じですね)が、それはさておき、私の場合は日常と非日常で行動パターンがまったく違うように思います。通常はインドア派ですが、取材などで普段行けないところに行くとアウトドア派になるのです。

その理由は、せっかく行くのだから存分に楽しまないともったいないという気持ちが強いからにほかなりません。例えば、上記の記事は宮崎県日向市で取材があった時の話ですが、これからの人生において日向市を訪れる可能性は低いので、一生に一度の機会だから少々無理をしてでも観光の時間を確保しようと思うわけです。

ですから、地方取材でも場所が大阪や名古屋の近郊だと、朝の4時台に出発するようなことはありません。ただし、帰りの新幹線が頻発していることを生かし、取材終了後にフリー雀荘で旅打ちを楽しむことはよくあります。日常に近いほどインドア指向が強まるということでしょう。

このスタイルは若い頃から変わっていません。ゆえに地元の奈良でも長谷寺や室生寺には参拝したことがなく、一度行っておけば良かったと思うことはあります。しかし、奈良には両親が住んでいますから、いずれ機会があるでしょう。そんなふうに思っているうちに老いて足腰がつらくなってくるかもしれませんが…。

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