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まったりと『ポスト資本主義』を考察した。

【この記事は構想 3日、まったり読むと 3分】

ただの会社員である僕の『ポスト資本主義』はこうなるんじゃないか説を話そう。
明るい未来の話だ。

これまでの資本主義では、トマ・ピケティの『21世紀の資本』が代表するように、お金がお金を生み、資本家と一般人との格差が広がっていった。

一方で、『FACTFULNESS』にあるように、過去20年で極端な貧困者は半減しており、実は世界はどんどん良くなっている。

ほとんどの人が食べ物に困らなくなり、やがて『承認欲求』や『自己の重要感』の世界になる。
人が進化してるわけではない。
豊かになり、欲求の段階が1つや2つ上がっただけだ。

意識高い系のワードをここぞとばかりに並べてみた。
要は、お金があまり重視されない時代がすぐそこまできているということだ。

ニュータイプの資本家は、お金を増やすよりも、お金を良いことに使って称賛される方を望む。
そうやって『承認欲求』を満たす。

マーク・ザッカーバーグの5.5兆円寄付、ビル・ゲイツ財団、ZOZO創業者の前澤さんの100億円ファンド、エンジェル投資家、クラウドファンディングなど、寄付型や見返りを求めない投資が増えてきている。

個人レベルの話だけではない。
会社レベルでも、SDGsやESG投資など、社会貢献を重視する動きが加速している。
社会貢献をしている会社の方が利益を上げているからだ。

ニュータイプの優秀な人材は、自分の会社に誇りを持てないと辞めていく。
そして、社会貢献する会社に入るか、自ら作る。
そのような会社は、普通以上の利益を上げながら、余ったお金でさらに社会貢献する。

お金がお金を生む資本主義の特性を保ちながら、余ったお金で社会貢献をする。
結局は、人が社会貢献を望めば、会社も社会貢献をせざるを得ないのである。

これが僕の考える『ポスト資本主義』だ。
豊かになった後に生まれたニュータイプ世代が、自然と社会貢献を望み、自然と社会貢献にお金が流れていくのではないかと思う。

Googleが検索や地図を無料で提供するように、もしかしたら、数十年後の未来では、民間企業や個人が、通信インフラや食料やクリーンな電力を無料で提供しているかもしれない。
ベーシックインカムみたいなものだ。


大事なことは繰り返し言おう。
『世界はどんどん良くなっている。』
これまでも、先人が少しずつ世界を良くしてくれた。
そして、もっと世界を良くしたいニュータイプがどんどん増えている。
予期せぬ災害で多少の浮き沈みはあるが、世界はどんどん良くなっていく。


たいした根拠はないが、僕はそう思う。
読んでくれて、ありがとう。

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