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うちの猫について--⑧&⑨ 茶太とセサミ その1


現在うちに飼っている猫は、①のりぼんちゃんと今回紹介する茶太とセサミの3匹です。

さかのぼること1年半前。というか2年前半にさかのぼります。
私は契約社員だったビジネスホテルから、とある外資系のホテルに派遣社員として転職しました。が、世はコロナのために緊急事態宣言が4月ぐらいから本格化し、私は5月で解雇となりました。おかげ様で派遣会社が優秀だったので、次のお仕事として地方のNTTで職にありつくことができました。とはいえ、全くの畑違いですし、機械にもそんなに強くなかったし、なにより50代近いし研修についていくだけで必死でした。なんとか皆さんの名前とか顔も覚えてなじみ始めた9月末。隣の部署の役職の方からちょっと話があると呼ばれました。なんかミスったかなあと思ったところ、‘猫、飼ってると聞いたんだけど’とのお話しでめっちゃほっとしました。

この役職の方を仮名カツヤマさんとしましょう。カツヤマさんはとても熱心に質問にも答えてくれるし真面目な方です。真面目が行き過ぎて曲がったことが大嫌いらしい。
ほかの方によると、すでにおうちには保護犬が3匹、保護したカラスが1匹、保護した猫が1匹。ところが台風の明けたある日、わんちゃんの散歩の途中で以前保護した猫がいたところにまた子猫が2匹捨てられていたとのことで、怒りも交じりながらも見捨てられなかった男カツヤマさんは家に連れて帰ってきました。周りのみなさんは、ムツゴロウ王国ならぬカツヤマ王国ができあがりつつあると心配もなさっていて、そういえば、新しくきたあの人、猫飼ってるらしいよ。という話がでて、私に白羽の矢が。
1匹だけでもいいのでよければ引き取っていただけないかとカツヤマさんからお話しをいただきました。子猫が一匹だと、あのわがまま大女王のりぼんねえさんには太刀打ちできません。カツヤマさん。2匹ともうちでひきとらせていただけないでしょうか。と私からお願いいたしました。

さて、うちの娘に協力をおねがいしたところ、大喜びです。無責任な父は’なんだったら10匹でもいいぞ’といいます。おいおい。その後嵐のような時間がやってくることなどこの時は想像つかなかったはずです。コロナのためにリモートオンライン授業ばかりで家にいた娘は子猫ひとりじめ独占状態ですが、同時に世話に追われる身となりました。



まず、りぼんねえさんからしばらく隔離をしなければならないので、大き目のゲージを入手する必要があります。ジモティで探して、カツヤマさんのご自宅へ向かう途中車でピックアップできる地域の方の出品の1000円とは思えない新品のようなハンモック付きのゲージを契約。そしていよいよ子猫ちゃんとのご対面です。
あああああああ。小さいよ。。。黒いメスの子猫と茶色いオスの子猫。
きけばそれぞれ300-400グラムしかないといいます。


しかも、3匹の犬のみなさんがめっちゃペロペロして可愛がってお世話なさってたとのこと。別れ際のときには、子猫ちゃんは全くわかってなかったけど、この3匹の賢そうなお犬様方に、‘絶対幸せにしてくださいね、もしもの時は、許しませんよ’と念押しのまなざしを向けられました。


今まで敷いていたブランケットをいただいて、助手席の娘がバスケットを抱っこして出発です。バスケットにはいつもリボンをいれて動物病院にいっていましたが、こんなにバスケットってひろかった?と思うほど子猫がちいさい。


さて、出発してから10分ほど、黒い子猫ちゃんが仰向けになって手をひろげました。あら、かわいい。と思ったら、仰向けのまま、目を見開いて💩。。。。娘も私もびっくりです。あおむけ💩、はじめてみたよ。
運転しながらティッシュの場所はここ、ビニール袋はここと娘に指示を出します。かたや茶色の猫はブランケットの下へ下へともぐっていきます。


今日はこのぐらいで。



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