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オーガニックとそうでないもの

オーガニックの栄養分成分は、農産物では抗酸化物質やビタミンC、畜産物ではオメガ3脂肪酸が多いと研究論文で確認されている。


しかし、植物には同時に一万種類の成分が入っているものもあるので、これが他の物質と反応しあって、必ずしもいいように作用されるか悪く作用されるかは確認されてはいない。
論文の結論に至るまでには、企業のスポンサーがつかない限り研究資金を集めることは難しい。


だから、オーガニックに関する論文は少ない。
ある農薬成分が安全だと証明させることは、成分単独で簡単に証明できるし、オーガニックと慣行栽培の作物の成分がそれ程、変わらないとも製薬会社がスポンサーになれば、簡単に研究論文を出すこともできる。


農林水産省の残留農薬の基準も、製品ではなく成分なので、他の成分と絡み合って、どんな反応を起こすかどうかは、分かっていない。
西洋医学とは、そういうもの。ひとつの微小成分を発見したり、抽出したり、効能を調べることはできるけれど、実際に体の中でどう反応するかは分からない。


カロリーやプロテイン、サプリなどの理論も同じ。
それなので私は、実際に植物など有機体が人体で試した結果を統計的に表した、東洋医学を推奨している。


実際に海外のお医者さんは抗生物質では風邪は治らないと言っていて、お茶や薬膳(マクロビでも可)で病院に行かなくても十分完治できている。


ただ、はっきり言えるのは、海外の慣行農業の基準に比べて、日本の慣行農業は200種類以上も残留農薬の基準が高いと言うことと、
有機JAS基準(オーガニック)に比べて、日本の慣行農業の残留農薬成分は533種も多いという事(海外は。また、海外では禁止されているネオニコチノイドや、ベトナム戦争で使用された枯葉剤の成分グリホサートなども日本では許可されていて、それらの基準は2017年に大幅にあげられている。(グリホサートは400倍)


このことからも、オーガニックが特別なものなのではなく、実際は日本で通常に売られているものが、ある意味特別なものということが分かる。


…なのですが、見たくないものには蓋をするのが世の常でして、自分や家族が痛い目に合わないと、変えられないのかなあ。ワクチンもね。
残念だなぁ。

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