[ITIL4]遠足は家に帰るまで…?
質問です。
遠足という活動を、「家を出てから家に帰ってくるまで」と考えるのと、「学校に集合してから学校に帰ってくるまで」と考えるのと…どちらが正解でしょうか?
これ、どちらも正解ですね。(どちらも間違いではない)
なぜなら、遠足という活動をどう定義するかに制約はなく、本人の自由だからです。笑
いきなり何の話だ!!…と思われると思いますが、実は仕事における業務(活動)についてもまったく同じことが言えます。
ITILのようなフレームワークがあると、そこで定義されているプラクティス(プロセス)や業務の区切りがあたかも正しいように思えますが、それはあくまで参考事例でしかありません。
業務(活動)のエンドツーエンドの定義に正解はありませんので、その境界線や活動の粒度は組織内で最適な形にカスタマイズすれば問題ありません。
ただ、ゼロから考えるのはあまりにも非効率ですし、これまで様々な組織が実践してきた結果として良い参考事例があるのなら、それを活用しない手はないということで、ITILなどの存在意義があるわけです。
なので、PJ開始段階でまずはエンドツーエンドの業務活動の定義とその粒度感を認識合わせするところからスタートしましょう。(そのイメージによって必要工数も変わります)
そうするとその後の設計がスムーズに進むことでしょう。
本日は以上です。ありがとうございました。
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