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自己紹介・ポートフォリオなど

Perspective is King

知らないことを知る。
知っていることを、知らない視点でもう一度解きほぐす。

同じ山でも違う登り方があることに感動して、きっと途中の景色も違うんだろうなと思うと嬉しくなる。そういうメタなことが好きな人間です。あと猫が好きです。

「武器屋の鍛冶屋」

私はもともと文化人類学を研究していて、その後データサイエンスの世界に入りました。10年くらい色々な所で分析屋をして、今はコレクシアという会社でマーケティングソリューションやコンサルティングメニューの開発しています。最近だと、こんなサービスを作りました。

うちはマーケティング業界の”武器屋”みたいな立ち位置の会社です。武器屋とは、ロールプレイングゲームで、悪者を倒す主人公に剣や盾を売って強くする店です。伝わりますかね。

私はそこの鍛冶屋です。
意味わからんですよね。

うちのミッションの1つに、「Academia to Practice(理論を実践に変える)」というものがあります。マーケティングは1つの職種でもありますが、1つの学問でもあります。しかし、実は他の学問領域にも、マーケティングに使える理論や手法がごろごろ転がっています。しかしそれらは、研究者がかみ砕いて実務書やビジネス誌で紹介しない限り、なかなか日の目を浴びません。

統計学や消費者行動論といったマーケに近い領域から、数学や認知科学、社会心理学、文化人類学、看護、教育といった他領域まで、広く有用な理論や技術を見つけて、ビジネスに使えるツールに落とし込み、事業会社さんや広告代理店さんに提供する。

”輸入”して、”加工”して、”輸出”する。
そういう、知識の加工貿易みたいなことを生業としています。

BtoB領域のCX

しかしいくら他領域、他業界で実績があっても、個社のお客さんからすると海のものとも山のものともつかないわけです。そうすると、どうしてもソリューション開発から営業戦略、広告PR、導入後のカスタマーサクセスまで横串を通す人間が必要になります。

一方で、”新しい武器を売る”ということは、今の個社の働き方を壊して、新しい働き方を創造することでもあります。したがってソリューション開発時には、”そのソリューションが壊すであろう”現在の働き方や現場の文化を研究して、新しい働き方が浸透するところまでを見越す必要があります。

すると結局、BtoBのカスタマージャーニー全てを見ていくことになります。そうこうしてきている内に、B向けの顧客体験を設計して管理する経験値が溜まってきたので、最近はCXO的な動きをしてます。新規事業や技術はあるけどマネタイズできない系の案件に体験設計の専門家としてハンズオンしたりしてます。

いろんなブランドの顧客体験事例を図鑑のように見れたら面白いと思いません?

BtoCの顧客体験もやります。色々な商材の顧客体験をケーススタディとしてまとめて、顧客体験視点の成功要因をビジネスゴールと戦略から逆引きできるメディアを運営しています。

最後に私がこれまで開発したサービスをざっと紹介します。
もしご覧になったことがあればスキ下さい(笑)

ここまでご覧いただき、ありがとうございます。

今まではわりと裏方にいたのですが、より多くの方に「アカデミックだけど使えそう」な視点を紹介したいと思い、noteを始めました。「なんか面白いこと一緒にできそうだな」と思われましたら、ご一報くださいませ。

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