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今時、世帯主が代表して申請、古くないですか???


と私は思います。

「世帯主が家族を代表して申請し、口座にまとめて振り込まれる」

とあります。


スクリーンショット 2020-05-13 16.06.35

ニュースでもこのイメージに近い、父親が世帯を代表して申請する

イメージが作られて報道されており、これを見て改めて思いましたが、

やっぱり家族の

代表は「父親」であり、

これだけ個人主義が進んでいる世の中なのに

(少なくともそう思っていた)

申請は「世帯主」が行う。

という、やっぱり家族主義が根強いんだなこの国は、

と呆れてしまいました。


いかにも役所が考えそうです。

現行の制度の中では、この方法が漏れなくもっともスムーズに

給付を行える方法であると判断された結果である、

ということかもしれません。


緊急事態においては尚更そうでしょう。

ではこの緊急事態が収束していったら、少しずつ

変わっていってほしい。



選択的夫婦別姓の話もそうですよね。

奨学金が貸与ではなく給付であるという話も。



背景には、この国にいまだに根強く残る

家族主義、という考え方。

個人の身元証明を家族の関係から行う、という手法が

とられてきた結果であると思います。

と、10万円給付のニュースを見て思いました。

この写真、もしかしたら、なんてことないイメージなのかもしれません。

ただ、結構人の考え方に影響を与える気がしていて、

世帯主=お父さん

という概念が浸透していく一助となっているような

気もしています。

気にしすぎでしょうか。

ちょっと古くないかな、と思った、という話でした。

家族によって事情が様々ですし、お財布が別々という家庭も

あるでしょう。

個人個人で申請ができるようになったり、

もしマイナンバーと銀行口座の紐付けができていれば、

希望する口座に申請など個人がすることなく、

勝手に振込が行われるということもできたはずです。

とってもアナログな方法が取られており、

政府が目指すデジタルトランスフォーメーションなるものは

夢のまた夢だな、とも思います。

これからですね!

ではまた明日。

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