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憲法前文のここが、え!なにそれ

憲法の話第3回目です。
ここからは、現憲法と改憲したがっている自民党の改正草案を比較していきます。そもそも全力で改憲したがっているということは、得をしないとそのような事はしません。

【憲法には前文がある、自民改憲草案との違いを知ろう】

現憲法前文には、天皇に関する記載はありません。
でも自民党改憲草案には「天皇を戴く国家」と記載されており、さらに改憲草案1条では天皇を元首であると規定しています。
👉象徴と記載されているけど元首とするなら実質象徴ではないよね? 
どうなんだろう。まさか戦前に戻りたいの?

自民党改憲草案の前文には現憲法前文に無い「基本的人権の尊重」が記載されている。
しかし!
なんと、改憲草案12条では基本的人権より国益が優先されるという趣旨が記載されている。
👉え?なにそれ、わざわざ前文に持って来たくせに後でひっくり返すって詐欺じゃん? 国民の人権より優先される国益ってあるの? 
人権(命)を蔑ろにしますよということを明記しているってことだ。
恐い・・・

下記のリンクから現憲法と自民党改正草案を比較してみてください。
改憲だの何だのの前に知ること考えることが大事です。
改憲ムードに飲まれないで、きちんと比較してどちらが民主主義なのかを考えてみましょう。

下記リンクは今回より毎回張ります。参考資料として必要だからです。
今回の記事も下記サイトを参考にしています。

自民党憲法改正現実本部のサイト
現憲法と改憲草案の比較がされている。


改憲草案ドットコムのサイト
現憲法と自民改憲草案を比較し何が変わるのかをわかりやすく図で掲載している。問題点はなにか? 

【私点論点】
改憲に早急は求めません。
憲法は命に直結する大事な決め事なので、そう簡単に変えられたら困ります。ましてやカルト教団に洗脳された現在の裏金政府の下での改憲は絶対に避けるべきです。

第1回目、2回目はマガジンに収録していますのでそちらをご覧ください。





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