User FocusとFunを深めた2020年
これはマネーフォワードアドベントカレンダー2020🎄⛄️ の10日目の記事です。さまざまな職種のメンバーが今年を振り返ります!10日目はセルジオが2020年のマネーフォワードのデザインについて書きます。
User Focusをこれまで以上に意識した1年
今年もマネーフォワードは数多くのプロダクトやサービスをデザインしました。『マネーフォワード 固定費の見直し』や『マネーフォワード お金の相談』など、家計の改善やお金の不安の解消を支援するようなサービス。債権・債務や固定資産の管理など中堅企業のDXを推進する『マネーフォワード クラウドERP』、野村證券さんと共同開発の資産管理アプリ『OneStock(ワンストック)』などなど、たくさんあって書き切ることができません。もちろん新規プロダクトだけでなく、既存プロダクトのアップデートも常に行っています。
また新型コロナで苦しむ方々のために少しでも力になれるよう、私たちにできることは何かと考え、『新型コロナウイルス支援情報まとめ』や『持続化給付金予測機能』などもリリースしました。
マネーフォワードは行動指針のひとつに「User Focus」を掲げている会社です。常にユーザーと向き合い、価値観を理解し、課題を解決するデザインを心がけています。今年は新型コロナウイルスの影響もあり、多くの人がお金の不安を抱え、また働き方やライフスタイルなど、価値観を見つめ直した1年だったのではないかと思います。お金の課題を解決するということに対し、これまで以上に高い使命感を持ち、よりユーザーのため、より社会のためにデザインを届けるという思いが強くなった1年でした。
Funでつながった1年
現在、マネーフォワードでは週4リモート、週1出社がベースになっています。リモート勤務が中心となりましたが、生産性が下がることはなく、むしろデザイン作業という点においては、上がっているようにも感じます。一方でオフラインでつながることの良さも認識していて、それをミックスしています。
誰かと何かを一緒に作るというのは楽しいものです。マネーフォワードは「Fun」というカルチャーを大切にしています。デザイナーに限らず、エンジニアも、ビジネスも作ることを楽しんでいます。(もちろん困難もたくさんありますが…)この「Fun」という思いが一致していれば、リモートであっても、つながっていられる、そう感じています。
出社日のみんなの仕事風景!
今年はリモートにもかかわらず、約10名のデザイナーが加わりました。おそらく入社メンバーには不安もあったと思いますが、その壁を乗り越えて仲間になってくれたことを感謝しています。
採用面接などで「マネーフォワードは金融関連なのでデザイナーもスーツですよね?」と聞かれることがありますが、そんなことはありませんw
どうやら重苦しくカタイというイメージを持たれているようですが、明るく楽しくやっています。オフィスにお越しいただければその雰囲気を感じていただけると思いますが、リモートだとそれが伝わらず残念です。しかしながら最近は、「noteを見ましたが、楽しそうですね!」と言っていただけることが増えてきました。今年はデザインチームだけで50件以上のnoteを書いています。みんな、書くことを楽しんで続けていますが、こうやって「Fun」が伝わっていくのは嬉しいことです。最近、Podcast「mffm」も始めましたので、是非どうぞ。
デザインと経営の距離が近づいた1年
個人的に今年の1番のトピックはCDOの拝命でした。これまでもマネーフォワードは経営メンバーのデザインに対する理解のある会社でしたが、新たにCDOという役職を設置し、これまで以上にデザインに力を入れていく姿勢を示しました。
マネーフォワードはプロダクトを常に生み続け、育てている会社です。そして「User Focus」を大切にしています。人と向き合い、形にしていく、それはまさにデザイナーの仕事です。経営レベルからデザイナーが活躍できる環境を作り、「お金を前へ。人生をもっと前へ。」というミッションを実現する、その1歩を大きく踏み出した1年でした。
2021年もUser FocusとFunを胸に、マネーフォワードのデザインは前に進みます!
次回
アドベントカレンダー11日目は、hidemi akiyamaさんです!お楽しみに!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?