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可愛がられる技術

「あいつは上司から気に入られているから…」
「あいつはお客さんから可愛がられてるから数字が出る。ラッキーでしかない」
このように、同僚のことをみてしまうことはありませんか。

私はこの経験をたくさんしてきました。

しかし「なぜ、私は可愛がられないのだろうか?」と考えたことがあります。
それから、可愛がられている人の行動・発言・振る舞いをみて、気づいたことがあります。
私もそれを実践することによって“可愛がられる”ようになったのです。
皆さんにも私の経験を一つでも多く共有させていただきたく、整理しました。
人から可愛がられるようになると、驚くほどにビジネスがスムーズに進みます。

失敗をして、もがきながら頑張っている人に手を差し伸べたくなりますよね。
そういう人は可愛がられている証拠です。チャンスは可愛がられている人のところに巡ってきます。



第1章: 「可愛らしさ」はビジネスの武器である

現代ビジネスにおいて「問題解決力」や「生産性」といった要素が重視されています。
一方で、忘れてはならない重要な要素があります。
それは、「可愛らしさ」です。

「可愛らしさ」というと、子供っぽさや非現実的なイメージを持つかもしれません。
しかし、ビジネスにおける「可愛らしさ」とは、単なる外見的な可愛らしさではなく、 相手への共感、信頼、親近感 を生み出す力のことです。

社内、社外との良好な関係構築において、「可愛らしさ」は重要な役割を果たします。
お客様や取引先は、単に商品やサービスの機能性だけでなく、提供してくれる企業の「人間味」を求めています。

私の扱っている金融商品では、商品そのものにカタチがありません。
カタチのある商品と比較すると、商品を購入するまでの意思決定では「人間味」を加味して購入することが多くなります。
商品の機能や利便性はわかりにくくなるため、誰から購入するかが非常に大切になります。

「可愛らしさ」は、個人の魅力を高め、社内であれば上司、社外であれば取引先やお客様との距離を縮める強力な武器 となります。
例えば、お客様の悩みを丁寧に聞き取り、共感の言葉を伝えることで、お客様は安心感と信頼感を抱き、より深い関係を築くことができますよね。
また、ユーモアを交え、親しみやすい雰囲気で接することで、お客様は堅苦しさを感じることなく、自然と会話に引き込まれ、良好な関係を築きやすくなります。
さらに、社内においても、「可愛らしさ」はチームワークを円滑にし、組織全体の活性化に貢献します。
部下に対して、相手の努力を認め、励ましの言葉をかけたり、感謝の気持ちを伝えることで、部下はモチベーションを高め、より高いパフォーマンスを発揮してくれるでしょう。

「可愛らしさ」は、単なる飾りではなく、ビジネスを成功に導くための重要な武器 です。

ぜひ、あなたのビジネスシーンにおいても、「可愛らしさ」を意識し、周りの人を惹きつける魅力的な存在を目指していきましょう。

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