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結婚が怖い?!回避型愛着が結婚できない本当の理由

結婚に対して怖さを感じる人は意外と多いものですが、それはもしかしたら「回避型愛着」に原因があるかもしれません。

というのも、回避型愛着の人は親子の関係性の中に何かしらの違和感を感じ、親に対して「(心から安心して)寄り添えない、頼れない、甘えられない」と思っているからでもあるの。

今回は回避型愛着の特徴を振り返りながら、結婚を恐れたり、好きな人との結婚を遠ざけてしまう理由についてお伝えしていきたいなと思います。

回避型愛着の恋愛の特徴

回避型愛着の親には「子どもに厳しい」「放任主義」「兄弟(姉妹)にばかり目をかける」「子どもの言動に反応しない」「子どもに無関心」といった特徴があります。

たとえ親が「子どもを大事に育てている」つもりであったとしても子どもの感じ方がすべてなので、子どもが「なんだか生きづらい」「親が怖い」「親に構ってもらえない(大切にされていない)」「親には甘えちゃいけないんだ」と思っていた場合、愛着不安(愛着障害)である回避型愛着になっていることがあります。


回避型愛着があると「安全基地となる存在がいないもの」だと思い込んで人を心から信用できなかったり、人を頼ったり甘えることができません。

また何でも自分でやって自分で解決しようとするため、時には自分の力で解決できない問題を投げやりにしたり、問題と向き合う事から逃げ出そうとすることもあります。


ちなみに私の夫は元回避型愛着ですが、交際していた10年のうちの3年半は疎遠期間がありましたし、デートはドタキャンばかり。。

同棲をしても月に一度しか家に帰ってこなかったので、結婚に至るまでは本当に苦労が絶えませんでした。

回避型愛着が結婚を恐れる理由

通常、人は恋愛をすると、お互いの事をもっと知りたいと思うし、好きな人と一緒に過ごす時間を楽しみたいし、結婚という将来も視野に入れていくものだと思いますが、

回避型愛着の人の場合、誰かと距離を縮めることや自分一人の時間や自由な時間に制限がかかる事を極端に嫌います。


それは親に認められたり、褒められたり、受け入れられる経験が少ない分、自己肯定感(自分を認める感覚)や自己重要感(自分を重要だと思う感覚)が低いからでもあります。

・本当の自分を知られたら嫌われるかもしれない
・好きな人がキラキラしすぎて見ているのがつらい
・関係が深くなる毎に依存されるのは無理
・共同生活を始めたら今までみたいに自由にはいられなくなる
・結婚して親や親戚との付き合いができるのは嫌だ

こんな思いがあるからこそ、結婚を躊躇してしまうのです。


ちなみに安定型愛着の人には「本当の自分を知られたら嫌われるかもしれない」なんていう恐れはなく、「相手の事をもっと知りたい」「結婚も考えてしっかりお付き合いしていきたい」と思い、歩み寄ることができます。

またお付き合いしていく中で相手に対する不満や何か問題があれば、冷静に話し合いの時間を設けて話し合いをしたり、お互いの価値観を擦り合わせて問題を乗り越える方法を一緒に考えようとします。

そうすることで自然と結婚後の未来(二人で過ごしていく日常の様子)が見えてくるため、自然と結婚に行き着くことができます。

その点、回避型愛着は「歩み寄ること」を苦手とし、むしろ自分から遠ざかろうとすることもあるため、結婚へ踏み切るにも自然とハードルが高くなってしまうのです。

回避型が結婚に辿り着く方法

とはいえ、回避型愛着を克服すると結婚までの道のりがスムーズになります。

私の夫もそうですが、回避型愛着を克服し安定型愛着になることで、極端に避けられたり距離を置かれることもなく「普通のカップル」になり、今では「普通の夫婦」として子育てを楽しんでいます。


では、どうやって回避型愛着を克服したのか・・?

まずはパートナーである私が不安型愛着というものを知り、それを克服することで彼の安全基地になりました。

私のような不安型愛着は感情に振り回されやすく依存的で、何においてもネガティブに捉えやすいところがあるので、まずは自分自身が不安型である事を自覚し、不安型の特性を受け入れることでネガティブな行動を回避していきました。

・自立すること
・感情的にならない
・物事を冷静に判断すること
・複数の視点を持って状況を受け入れること

私自身はこれを課題として自分自身と向き合っていったのですが、自然と不安型愛着を克服することができたので、それからは夫の「安全基地」という立場になり「安心して帰れる場所」を作っていくことで、安定型愛着へと導いていくことができました。


ここで重要なのは、まずは自分自身の愛着スタイル(愛着の型)を深く知り、行動や考え方の癖に気づくこと。

回避型の場合、知らず知らずのうちに問題から目を背けたり、過去の自分や自分自身の弱みに目を向けることを避けていることがあります。

どうしても目を背けてしまうのであれば、

・何を恐れているのか?
・何が不快なのか?
・どうすれば向き合えるのか?
・人に歩み寄る具体的な方法とは?

を知る必要があるかもしれません。

また、安全基地となる人(安心して寄り添える人や心が開ける人)がすでにいるのであれば、とことん相手に心を開き、相手ときちんと向き合うことがとても重要です。

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