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①愛着スタイルを知る


隠れ発達障害、大人の発達障害、グレーゾーンのアスペルガーと言われるものの背景には「愛着障害」が隠れていることが、ここ最近明らかになってきました。


「落ち着きがないけど、これってもしかしてADHD??」
「仕事をしていても他の人みたいに要領良くいかない」
「自分は他の人と何かが違う気がする・・これって大人の発達障害だから??」


と、自分が何者なのかがわからなくて、診断を求めに心療内科や精神科をかかった人もいるかもしれません。


実際に私も、自分自身がHSP(極端に繊細な気質)だということを知るまでは、なぜ周りの人のように要領良くいかないのか、人目が気になって空回りしてしまうのか、ダメ恋愛を繰り返してしまうのかがわかりませんでした。

「なつみさんはなんで自分に自信がないんですか?」
「(こんなに良い部分を沢山持っているのに)なんで自分を好きになれないんですか?」


と聞かれても、その理由が分からずにいたのです。


そこで内観(自分の心と向き合うこと)をしたり、自分のルーツを探ることによって、この原因が「愛着障害」にあることが、ここ最近になってわかりました。

両親はとても私を大事に育ててくれたし家族仲も良いのですが、過保護な子育てや亭主関白な父親の絶対的なルールに従うこと、親の感情の起伏や気分のムラがあることによって「不安型愛着」が作られて、これが私にとっての愛着スタイルとして定着していました。


このように発達障害に似た症状で悩まされている人は、もしかしたら愛着障害を持っているかもしれません。

【愛着不安の負の連鎖を止める方法】の第1回目は、愛着の育まれ方によって形成される「愛着スタイル」についてお伝えしていきます。

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