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人生は計画通りにはいかない〜恋のツアーガイド〜
あらすじ
アメリカの旅行代理店で働くアマンダ。5年付き合っている彼氏に今日はプロポーズされるだろうとウキウキしていたが、実はオハイオへの転勤の話だった。計画通りに行っていれば結婚のはずだった彼女の人生の歯車が狂った。
アマンダの会社はベトナムのとあるツアー会社を買収することを計画しており、気分転換がてらそのツアー会社のツアーに参加してみることに。
ツアープランなしの行き当たりばったりのツアーに参加してしまったアマンダだが、現地ガイドのシンにガイドブックに載っていない素敵な旅を教えてもらううちに計画通りいかない人生の面白さを知る。
そこへ、元彼が登場。
まさかの旅先で三角関係?!
人生は計画通りいかない。
そりゃよっぽど器用な人ならできるかもしれないがよっぽどのことがないと計画はあくまで計画に終わる。
作中で、旅行者(tourlist)が読むのはガイドブック、
旅人(traveler)は読まないんだ。
というセリフがあって素敵だなあと思った。
確かにガイドブックやネットを見れば大半のことは書いてある。
そうじゃない五感を使って経験することとが旅では大事なのである。
目で見て、大きさを知り
香りを嗅ぎ、忘れられない記憶をもち
舌で味わい、現地の味を知り
耳で聴き、非日常の音を味わい
肌で、その土地の空気全体を感じる
これこそが旅の醍醐味である。
私の父は、その昔家族旅行に行く際は綿密な計画を練り、
エクセルに落としていた。(電車の時刻まで)
ちょっとでも計画に狂いが生じるのが嫌なので、
動物園もきっちり2時間と時間が決まっていた。
もちろん計画を立てるということは大切だ。
ライフプランニングという言葉もあるし。
でも、それは綿密じゃなくて大まかな計画でいいのではないか?
と社会人になり改めて思うようになった。
計画というのはあくまでも主体的に考えがちだ。
計画が狂うのは外部要因、もしくは計画を立てた当人の見誤りだ。
経験がないと外部要因も予測できないし、見誤ることだってある。
だからこそ計画は綿密に立てすぎず、柔軟性を持つことが大切だ。
ちなみに私の人生は基本計画にそってはいない。
それでもまぁいっか、仕方ないよね。と思えるのが私の強みである。
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