見出し画像

通信制高校サポート校・セレンディップ高等学院の方針について(新型コロナウイルス感染症の流行を受けて)

自己紹介:セレンディップ高等学院について

はじめまして。
私たちはセレンディップ高等学院と申します。通信制高校のサポート校です。神奈川県横浜市磯子区と宮崎県延岡市に学習スペース(LS)を設けています。

画像1

サポート校とは何か?
はじめて知る方もいらっしゃるかと思います。通信制高校を選んだ生徒たちは、基本的に独力で高卒資格の取得を目指します。自分で、日々の学び方、過ごし方を決めます。私たちはそんな彼らの貴重な時間に寄り添い、卒業後それぞれが本来持っている力を自信を持って発揮できるように伴走しています。

当学院は福岡県の明蓬館高等学校・茨城県の鹿島学園高等学校・神奈川県の鹿島山北高等学校と連携しています。生徒はそれぞれの状況に合わせて所属する学校を選び、その学校と当学院のシステムを活用することができます。

セレンディップ高等学院およびフリースクールセレンディップの2020年4月1日現在の在校生は合計26名です。個人の状況に応じて、通学は半期ごとに週4日、週2日、月1日の中から選ぶことができます。

当学院で過ごす時間の中で、勉学に励むだけでなく、様々なスキルを身に付けると同時に、好きなことややりたいことにどんどんチャレンジしてほしいと私たちは願っています。


新型コロナウイルス感染症の流行を受けての
セレンディップ高等学院の方針について

私たちは様々な情報と状況を鑑みまして、新型コロナウイルス感染症の流行は1~3年と長期化すると判断しました。私たちは悲観的に予測し、楽観的に行動するという原則のもと、私たちが拠点を置く磯子と延岡もそうなる仮定しました。その上で、今年度以降の対応を下記のように決定しました。

尚、いずれの場合においても、少人数・換気・手洗い・うがい・消毒・咳エチケット・検温を実施して参ります。

※私たちの仕事は、生徒たちにとってどうかということが全てです。そのため「私たちはこうします。」という姿勢を言葉で発信するのは本来望ましい形ではありません。しかし、現在の状況を鑑みまして、私たちの意思決定を公表することに意味があると判断し、発信させていただいています。

画像2


①教室は磯子・延岡、両教室において
ほぼ完全オンラインでの学習へ移行します。

私たちはもともと通信制高校のサポート校であり、オンラインツールでの学びを基調として運営して参りました。今回の状況を鑑みまして、当面の間、ほぼ完全オンライン学習へ移行いたします。

自宅でオンライン学習をするためには、そのための環境、デバイスやツールの整備が必要です。具体的には、PC・タブレット、スマートフォン、インターネット環境・Wi-Fi環境です。

画像6

このnoteをお読みの方はいずれも揃っている状況にいらっしゃる方が多いかと想定します。しかしそうでないご家庭・生徒もたくさんいます。どのような環境にいる生徒にも自分の持つ能力を発揮してもらうために、私たちにお手伝いできることをさせていただくのが私たちの仕事です。

そのために、私たちは環境整備をより推進していくとともに、必要に応じて行政へもお願いをさせていただきたいと考えております。

画像7


②週に2日程度、屋外での活動を行います。

体育や畑しごと(農業体験)につきましては従来通り行います。人間には自然環境でのリフレッシュ体を動かすことが不可欠だからです。生徒たちには心身ともにより良い形で日々を過ごしてもらえたらと私たちは願っています。

画像4


③セレンディップ高等学院独自のプログラムを見直します。

これまで、保育ボランティア・クッキングデー・イラスト体験・臨床美術・話し方講座など、生徒の希望進路や個々が秘める可能性に応じて、連携校の提供する授業とは別に、当学院として様々なプログラムを行ってきました。

これを機に改めて生徒・保護者と希望進路や本人の人生に対する考えを話し合い、それに応じた新たなプログラムの開発を行って参ります。生徒たちの生きる力をより育めるようなプログラムを組めたらと願っています。

画像5


新型コロナウイルス感染症への正しい理解について

私たちは生徒・保護者とも今回の新型コロナウイルス感染症への正しい理解を共有することが不可欠だと考えています。

しかし中には情報を遮断する必要のある状況にいる人たちもいらっしゃいます。その人たちには情報はお伝えせず、ただ意識をいい方向に持っていけるよう微力ながらお手伝いさせていただくつもりです。

その手立てとして参考とした主要な情報は下記の通りです。


おわりに

新型コロナウイルス感染症の流行を受けまして、おそらくほとんどの方が不安を感じ、諦めを感じたり、あるいは新たな気づきを得たり、前向きになったりと様々な影響を受けられたのではないでしょうか。

私たちもそうです。この流行が長期化する中で、また流行が収束しても人生の中で、これはきっと何度も繰り返されるのだろうと感じています。

いついかなるときでも幸せで愛に満ちた人生を生きたい、と私たちは考えています。まず生徒が、そして保護者やスタッフが、そして世界中の人たちが苦しい思いから少しでも解放されたらと願っています。

画像6

新型コロナウイルス感染症は私たちにその姿勢と覚悟を問うているような気が私たちはしています。未来を担う生徒たちと共に、私たちは明るい方を向いて、沈むことがあってもやっぱり前を向いて、一緒にいまを生きていきたいと思います。

同じ思いを共有するみなさんとぜひ、共に手を取り合い、望む未来を創造していきましょう。

読んでくださりありがとうございました。たくさんの情報を提供してくださった皆さま、またいつも支えてくださっている地域の皆さまに心より感謝申し上げます。今後ともセレンディップ高等学院の生徒ならびにスタッフをどうぞよろしくお願いいたします。


(参考)

大変僭越ながら、セレンディップ高等学院みやざき延岡LS(ラーニングスペース)長である黒木萌の記事もご紹介させていただきます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?