作詞×作曲。曲先の際に、作詞家が意識すると良いこと。
こんにちは、作曲家&鍵盤弾きの望月ヒカリです!今日は先日行われたこちらのイベントのことを書こうと思います。
鬼滅の刃の声優、鬼頭明里さんの楽曲などの作詞でもおなじみ、
作詞家の昆真由美(こん まゆみ)さんの作詞ワークショップにゲスト出演しました。今回で3回目(のはず)。呼んでもらえて嬉しいですし、参加者の中には二度目まして以上の方もいらして、良きでした。
ちなみにどんな感じの曲だったか?というのは、こちらでもチラ聴きできますが、今回は読者限定で様々公開をします。最後までお楽しみに!
同じ曲に、何パターンもの歌詞が集まってきて、それが聴けるというのは、完全に私得なんですよね。昆さんも言っていました、笑。こちらの学びも本当に多いいです。
そうそう。曲先の際には、曲中になるべく「作詞家にここ聴いてほしいポイント!」を用意しているのですが、それを汲み取ってくれるかどうかだったり、いい意味での裏切りをくれたりだとかを聴くのも楽しみだったりします。
あと、曲の顔とも言えるタイトルもね。講座内で、そういったところがどうだったのかや、実際コラボをする際とか、自分で歌詞を書くときに意識していることを書いていきたいと思います。
・どんな設定があったのか?
細かいことは、昆さんのワークショップであることの兼ね合いもあって書けないのですが、ざっくりいうと、「使ってほしい指定キーワード」があったり、「細かなシチュエーション」の設定がありました。いわゆるコンペシート、的なやつですね。
ちなみにそれは、私も作曲をする前に同じ依頼シートをいただいていて、それに合わせて曲を書いたので、見ている事前情報としては、作詞家さんと私とでの違いはありません。それを文字で表現するか、音で表現するか、っていうことの違いですね。
って、うそです。ひとつだけありました、笑
歌う人の指定、まではいかないけれど、2人以上のボーカルである、という情報は決めていました。ただ、それを、受講者(作詞家)さんたちには伝えない、というルールを設けて。一応、それがわかるように、ラララの仮歌もシンセメロも、Panを振ったり、いわゆる「歌い分け」もやっていたんですが、「メロディの音色を変える」というくらいわかりやすくしないと、気がつかない人の方が多いのかな…?という印象でした。
でも、ここに耳がいくかどうか、、、っていうところも結構ポイントだったりすると思うんです。なぜか?
ソロと複数人で歌うものって、単純なところでは息継ぎだったり、言葉の被りだったりが違ってくるので。(他にもいろいろと)あと、実際に「誰が歌うかはまだ決まっていない」とか、情報解禁前なので言えませんが、、、的な文言は見ることもあります。なので、音を聞いて判断する、というのが重要になってきます。
・作曲家が曲に込めるメッセージ
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