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うつ病完治への道(1)〜プロローグ〜

53歳。会社員。男性です。

20代前半にうつ病を発症、診断名は仮面うつ病でした。

ネットも無い時代。

知りうる情報は限られ、薬を飲んでも一向に収まらない病状。

何年も飲み続ける得体の知れない薬に焦りと不安が募り、途中何度も自己判断で断薬を試みるも、更に病状が悪化し薬が強くなるだけでした。

もがき苦しみながら約3年近い投薬治療を続けていたある日、突然病状が全て消失。

以来、今現在に至るまでの約30年間、更に厳しいストレスも経験しましたが、当時の経験を生かすことによって、睡眠薬を含め向精神薬は一粒も飲むことなく、今現在まで至っています。

当時はインターネットもない時代でした。

その後間もなくネットの時代となり、うつ病も体験が共有されて、苦しむ人も少なくなると考えたのですが、社会的認知は進んだものの、今ひとつ増加を食い止める決定打とまでにはなっていないように思います。

ここで改めて僕自身の苦しんだ経験を書き記すことによって、今現在も同じ症状で苦しんでいらっしゃる方々の一助になればと思った次第です。

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