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「Design the future」を読んだ

デザイン思考ワークショップ(D.T.WS)を社内で数回実施したが、POC(実証実験)には上手く繋がらなかった。そんな時に、同僚から勧められた一冊。

■刺さった事
・デザイン:問題解決であり、絵心ではない(日本の図工教育による誤解)
・デザイン思考:1→10への改善手法
・0→1への創出手法:革新したい事に異分野の専門知識を掛け合わせることで、思いもよらなかったジャンプが生まれる
・例示:iPhoneはガラケーの延長ではなく、ノートPCを小さくするという発想から生まれている。ハードディスクというPCにとっては当たり前の技術が、携帯電話を革新したいチームからすれば、携帯電話用のOSをつくることに見えてきた。

イノベーション

■なるほどポイント
・デザインの誤解(デザインとはオシャレさではなく問題解決力)
・絵心はスタイリング
・テクノロジー中心→人間中心の時代へ
・デザイン思考=1→10への改善手法=PDCA
・Airbnb、スナップチャット、ピンテレストなどの怪物創業者はデザインスクール出身である。いったい何故だろうか。それは、デザインスクールが「仮説を創る場所」であるのに対し、MBAは「仮説を検証する場所」だからだ。

■感想
・D.T.WSが上手くいかない理由が知れた。今後のWSでは、課題を説明し、別のドメイン知識を持っている人の視点でどうすればよいかを話せる会にすべし。
・業務改善において考えてみると、社内で最もITツール活用に長けている人材とビジネス側の課題(面倒な作業を把握している人)を掛け合わせると、よりよいオペレーションがわかる(イノベーションが起こる)。


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