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燈「先祖巡礼」

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吉田家の鈴木良太と安藤家の藤小雪庵が現代に「燈(あかり)」を灯す、子孫たちによる先祖を巡る日記。
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#歴史

「限界集落の明るい未来『そば粉聖人物語』③」みまさかぞく#010

エピソードみっつめ。2012年12月、『美作の国 そば粉聖人物語』が完成。制作過程において、静…

藤小雪庵
2年前
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「限界集落の熱き想い『そば粉聖人物語』①」みまさかぞく#008

2011年の初冬。菩提寺である真休寺住職から連絡がありました。「自分の指を切り落として祈祷す…

藤小雪庵
2年前
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「福武財団授賞式!」みまさかぞく#007

2012年春。福武教育文化振興財団から一通の手紙が届きました。その内容に“驚いた!”ってもん…

藤小雪庵
2年前
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「迷って見つけた燈」みまさかぞく#005

2005年から2010年まで、美作の歴史に関する絵本を4作品出版しました。たくさんの人と出逢い感…

藤小雪庵
2年前
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「『美作まんぷ』絵本制作に入魂」みまさかぞく#003

前作から2年が経ち…勤務先は母校に。私にとって母校での勤務はとても心地良く、子どもたちと…

藤小雪庵
2年前
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「真夏の夜の出逢い」みまさかぞく#002

2006年。ある夏休みの夜、中学時代の友人みっちゃんから夕涼みの誘いを受け、おうちにお邪魔し…

藤小雪庵
2年前
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羽田空港の展望台、最初の記憶 - 巡巡 #001

1980年11月、僕は東京の大田区に鈴木好春・育子の長男として生まれました。最初の記憶は羽田空港で肩車されながら「父に飛行機のおもちゃをねだってる」という光景をよく覚えています。というより俯瞰で見てる姿が出てきます。あまりモノをねだったりする方ではなかったようなので、そのことが記憶に残っているのかもしれません。 両親は幼少期からずっと大田区で育ったので、昭和30年くらいからの空港の拡張をずっと見てきたのでしょう。父方の祖父は羽田空港のことを「エアベース」と言っていたので調べ