【後編】日本、そして世界を舞台に戦う。人の心を動かすエンターテイメントを創り続けるために、センクシャが挑戦すること。
株式会社センクシャ 代表取締役・小松﨑泰広です。
先日公開の記事にリアクションをいただき、ありがとうございました。
今回は、センクシャがいま見ている景色と、そこへたどり着くための道筋について発信していきます。
BHAG:社運を掛けた目標「2028年までに日本を代表するエンターテイメント創造企業になる」
会社のビジョンは「世界を代表するエンターテイメント創造企業になる」。どうやったらできるか、世界を見据えたロードマップはもう完成しています。
道筋が明確に見えないなら、ビジョンの意味はありません。
まずは、世界を目指すステップである「2028年までに日本を代表するエンターテイメント創造企業になる」を実現させます。
そのために、現在のライブエンターテインメント事業大手2社に続き、センクシャが3社目として名乗りを上げたい。理論的にも、3社が均等にパーセンテージを取ることができる。僕らにはまだチャンスがあります。
日本を獲ったあとは、アジア市場へ進出。アジアのスタンダードをつくるエンターテイメントの製造拠点となることが、次の目標です。エンターテイメント業界が強いアメリカとヨーロッパに比べ、日本はアジア市場に対して地の利があり、移送コストなども抑えることができる。また、日本の強みである製造技術を活かして優位に戦えるので、十分に選択肢に成り得ます。可能性に満ち溢れているんです。
かなり高い目標ではあります。「本当にできるの?」と普通の人は思うのかもしれません。
ただ、我々ならできる。覚悟と志とビジョンを併せ持った、我々にしかできないのです。
アリーナ規模のコンサートと大型フェスへの本格参入に向けて
2023年に実現することは、アリーナ規模のコンサートと大型フェスへの本格参入です。
トップ営業もいる、ベテランの現場もいる。さらに、現在進行形で、継続的にアリーナ規模に対応できる機材の導入や、工場の新設などの設備投資も進んでいます。そして、今回の採用活動。
すべてのピースが揃う2023年4月から一気に駆け抜けるために、まさに今、土台を固めているところです。
新たなテクノロジーの導入によって実現すること
常日頃から、新しい情報と新しいテクノロジーを取り入れて、時代にあった、柔軟で変化に強い組織でありたいと考えています。
クリエイティブ面のテクノロジーでは、次のステップとしてオンラインゲーム『フォートナイト』などで使われているゲームエンジン・Unreal Engineの導入を考えています。
これまでは、ショープランやステージのデザインを図面やパース、つまり2Dで表現してきました。Unreal Engineなら、画面上の3Dでショーを演出できるようになります。まだ新しい技術で、業界全体が試行錯誤している段階ですが、近いうちに当たり前になる。ベストなツールを使ってアップデートしていく、ということをシンプルに取り組んでいきます。
3DCGを取り入れることによるメリットはもうひとつ。アーティスト側とのイメージ共有が容易になり、齟齬が生まれないことです。いままでは本番直前に「イメージが違う」と修正が必要になり、徹夜で作業なんてことも当たり前でしたが、そういった状況もテクノロジーによって解決できるのです。
いままで作り出せなかったクリエイティブに注ぐ時間を、センクシャなら創出できる
ほかにも、業務の効率化が進むテクノロジーはいくつもあります。世の中の会社ではDXが当たり前ですが、エンタメ業界ではほとんど導入されていません。いまだに経費精算を紙に書いている。本来不要な移動や残業が生まれるシーンも多く見てきました。
エンターテイメントを創り出すには、クリエイティブのためにどれだけ時間を注げるかが重要です。
テクノロジーを取り入れることが大事なのではなく、クリエイティブな時間、クリエイティブな発想をするためにテクノロジーを取り入れる。そのスタンスで、これからももっと情報を浴び、取り入れ、つなぎ合わせながら最適解へのアプローチを続けていきます。
”その一瞬”のために心血を注ぐ仕事に、誇りを持っている
僕らの仕事は、人の心を動かす仕事です。一瞬で人の人生を変えることができる。
誰かの「生きていてよかった」と感じる瞬間に携われる、すごく魅力的な仕事です。もちろん大変なこともたくさんありますが、その大変さを超える魅力があります。
僕は、衣食住の先はエンターテインメントだと思っています。
でも、衣食住よりエンターテインメントだと思っている方もたくさんいます。生活を削ってでもエンタメに注いで、心をどれだけ満たすか。
エンタメをつくる側も、金銭的な報酬はもちろん大事です。
ただ、お金だけではなく、つくる側である自分が本気でワクワクできる、本気で感動できる。人とのつながりがあって社会貢献ができる。
金銭報酬、感情報酬、承認欲求のすべてを大事にした会社だからこそ、目標に向かって突き進めると信じています。
株式会社センクシャは、採用強化中です!
箱もある、場所もある、お金もかけている。ただ、1人ではできないのです。
チーム一丸となって、一緒に働いてくれる同志が欲しい。大きな渦をつくってくれる仲間が加わってくれたら、毎日が圧倒的に楽しいと思います。
覚悟と志のある方、是非お待ちしています。