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職探しスパイラルからの脱却

いまだ全敗記録を更新中の、転職活動。

落ちた面接を数えればもうすぐで二桁に差し掛かる。

手応えあったかなーって感じてドキドキで結果待ってた面接も、ぽいっとお祈りメールだけよこしてくるもんだから、あの穏やかな時間はなんだったの...???、と人間不信、お祈り恐怖症になりつつある。

「そらこんなやつと誰も働きたくないわな、自分でもそう思うわ!!!」っていう自分全否定モード、病みゾーンにはいりかけたところで、一旦セルフドクターストップ。

自分の価値が否定されたわけじゃない、ただその会社とマッチングしなかっただけ。

と自分に言い聞かせて、なんとか自己肯定感を保っているけど、

「内定」の二文字がこんなにも遠いものだとは。


・・・そんなハードモード転職活動を経て、これってなんか婚活に似ているなと、どこかの誰かが言っていたことをふと思い出した。

20代後半、結婚への焦りがちらつくようになり、なんとなく婚活を始めようと、マッチングアプリで、片手におさまるくらいの人と会った。

メッセージのやり取りから初めて、相手を見定めながら加点減点していって、なんか違うな、合わないなって思ったらフェードアウトして、

やりとりも良い感じに続いた人とは実際に会って、さらに深堀しながらお互いを探りあっていく。

就活も転職もぼろぼろなわたしが、婚活も上手くいくはずがなく、

ある人は、長文でメッセージのやり取りを半月くらい続け、いざ会ってみたら、あれ、、なんか、話すことない・・・ってなって、盛り上がらず、フェードアウトした。

ある人は、会ってまあまあ楽しかったんだけど、下心丸出しだったので全力で逃げた。

あとは、怪しいビジネスの勧誘とか(アムウェイの二番煎じ的な)、資産運用について延々と語られたりしたこともあった。純粋な気持ちで会いに行ったのに詐欺まがいのやつだったことが分かり、解散したあと怒りの長文LINEを送りつけて即ブロックした苦い思い出。

そんなこんなで、動けば動くほど傷つくし、費やした時間が多いほど、だめだった時のショックは大きい。

掴みかけた藁のような希望が、あっけなくなくなり、また0からのスタート。自己肯定感がひたすら下がっていく日々、心はずたずたのぼろぼろで、

今いる居場所にしがみつくことで、ようやっと生きていける自分が、ちっぽけで、空っぽで、みじめで。

居場所は自分の中にちゃんとあるのに、自分の価値は他人に委ねるものじゃないのに、この世界の見え方も、自分の気の持ちようでよくも悪くも変わる、全部自分次第なのに。

それでもほかに居場所を求め続けて、彷徨っていた。

けれど、noteを初めて、自分の居場所が出来た。気がする。

恐れずにアウトプットを繰り返し、吐き出すことで、自分自身が救われていく。

もう少しで、山頂までたどり着けそうな高揚感と、充足感。


・・・そんなこんなで、年内転職を目標に動いてはいたけど、もう少し、今の会社で頑張ってみようと前向きに思えている自分がいる。

そもそも自分はなぜ転職したいのか、どう働いていきたいのか、何を求めているのか、それはどうすれば満たされるのか、転職活動したことで自分の心の声と向き合うことができたし、
自分にあるもの、足りないものに気づくことができた。

まあ、やるだけのことやって次が見つからなかったわけで、コンパスを叩きつけてぶち壊れたコンパスの針が示す道を否応なく進んでいくしかない!っていう、ある種諦めの気持ちでもあるのかもしれないけれど。

なにより、自分の進むべき方向がわからず、軸足が定まらない状態でいることは本当にしんどかったので…

しばらく転職活動は抑えめにして、いまある仕事をもう少し頑張りながら、
自分の心の声を聴きつつ、自分がご機嫌で、自分の価値を感じられることに重きを置いて過ごすことにします。


「わたしの価値を他人様にはかられたり分かられたりしてたまるもんかい!」と、自己肯定感爆上げモードになるまでは、ね、一休み。


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