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【前編】すべては目標達成のため── センス・トラストの守備として上場への道を整えるコーポレートチームにインタビュー!

こんにちは! センス・トラスト株式会社です。

私たちは「想像を超える、未来の創造」を理念に掲げ、京阪神間を中心に不動産の買取再販、売買仲介、コンサルティング、リフォーム等の事業を展開しています。

そんな私たちの会社の魅力をお伝えする『SENSE TRUST Inside』。今回は、コーポレートチームとしてセンス・トラストを支える同級生コンビ・山下竜一郎玉野莉雅にインタビュー! 前編と後編の2回に分けて、仕事に対する熱い思いをたっぷりと語ってもらいました。



この人なら絶対に大丈夫── 確かな信頼関係があったからこそ「同級生」から「同僚」へ。


── 山下さんは創業時からセンス・トラストの財務顧問として関わっているそうですね。その経緯を教えていただけますか?

山下:今中が独立する前に、同年代の若手が集まって食事をする会に参加したことがありました。本当は共通の知り合いもその場に来るはずだったんですけど、たまたまみんな遅刻をしてきて、時間通りにやってきたのが初対面の今中と僕だけだったんです。それで待っている間に話をしたら、中学時代に野球のクラブチームに入っていたり、お互いに大阪の私立高校の野球部出身だったり、僕も彼も野球で育ってきたという部分が共通していてすぐに意気投合しました。

その時に仕事の話もしたんですけど、将来思い描いているビジョンを語る今中の熱量に圧倒されたのを覚えています。人生や家族を大切に、周りの人を幸せにという部分など共感できることも多くて、興味深い人だなと思っていたら、次の日に今中から電話があって「一緒に仕事をしないか」と誘われたんです。

── なんだかドラマチックな展開ですね。

山下:
ちょうどその頃、僕は当時勤めていた監査法人を退職して次の挑戦をしようと考えていまして、今中もこれから独立するというタイミングで、今考えても奇跡的な出会いでしたね。「一緒に仕事をしよう」と言われて、二つ返事でOKしました。目指している志の高さや誠実な人柄に惹かれたのと、なによりもエネルギーを今中から感じたんです。これは本人に会った人にしか分からない特別なものだと思います。この人と一緒に仕事をして頑張っていけば、自分の人生も豊かになるし、周りの人たちも幸せにできると、心から思えたんです。そこからは展開が早く、2、3ヶ月後には事務所を借りて、まだデスクも何も揃っていない部屋で作戦会議をしていました。

── 玉野さんが加わることになった経緯についてもお聞きしたいです。

玉野:山下と私は高校の同級生で、3年間同じクラスだったんです。卒業後も何かと接点があって、今中がセンス・トラストを立ち上げるタイミングで山下が関わることになり、手伝わないか? と声をかけてくれたのがきっかけです。当時私は他の会社で正社員として働いていたので、ボランティアのような形でしか携われなかったんですけど、「手伝う!」と即答でOKしました(笑)。

── 即答でOKしたのはどうしてですか?

玉野:私はこれまで、自分で一から探して仕事を作ったり関わったりということがあまりなくて、人とのつながりを大切にしながら仕事を得ていくことが多かったんです。もともと信頼できる人の話は、無条件に信用するタイプで、山下のことは高校時代から知っているし、志など内面の部分も信頼できる人であることは分かっていたので、変な話であるはずがないと思っていました。何よりも、自分自身がいろいろな勉強をしながら成長していきたいと思っていたので、そのためなら報酬は関係なくボランティアでもやってみたいと思ったんです。

── 山下さんはなぜ玉野さんに声をかけたんですか?

山下:高校時代はまさか将来一緒に仕事をするとは思ってもいませんでした(笑)。僕は実家が代々税理士で、その影響で自分は高校時代から公認会計士になることを周りに宣言していたんですけど、玉野も新卒で就職したのが会計事務所で、その後不動産会社に勤めていることも知っていたので、相性がいいなと思ったんです。

それに、僕たちがやっている経理というのは会社のお金に触れる仕事なので、一緒に仕事をするのは絶対に誠実で信頼できる人でなければダメで、そう考えた時に玉野に声をかけるのがベストだと思いました。

営業が自由に力を発揮するためにも、コーポレートチームが地に足をつけて守備を固めていく


── 創業時からこれまでを振り返ってみていかがですか?

玉野:最初の頃と今とでは業務内容が全く違ってきているのを感じています。それは、会社の規模が大きくなってきているのが理由です。センス・トラストは創業時から勢いのある会社だと思っていましたが、実際は想像した以上の勢いでずっと成長しているなと思います。数字ひとつとっても、すさまじい成果を上げていることが分かりますし、成長速度の早い会社に携われてとても楽しいです。

山下:僕たちの経理のポジションというのは野球でいうと「守備」の部分なんですが、センス・トラストは「攻め」の会社だと思います。みんながそれぞれ良い意味で個人の裁量で動きまわって成果を出してくるような感じでしょうか(笑)。その中で、地に足をつけて僕たちが守備をすることの大切さを日々感じています。

── 具体的にどういう部分で守備が必要なんでしょうか?

山下:それぞれがスピード感を持って、自分たちで決めて進んでいくことはもちろんとても大切なことなんですけど、それはあくまでも会社の規模が小さいうちだけのことで、人数が増えて会社の規模が多くなってくると、みんなが個人の裁量で動いて成果を出すだけではダメだと思うんです。では、全員が気持ち良く働きながら成果を出していくにはどうしたら良いのか…。これが今頭を悩ませている課題のひとつでもあります。

玉野:上場を目指している会社だからこそ、重要な課題だと思います。今の規模であればこのままのやり方で耐えられるかもしれないけれど、今後会社が更に大きくなったらそうは言ってられません。「あらゆる法律が遵守されているか」、「不正が行われない仕組みがきちんと作られているか」という部分をきちんと確認していく必要があると思います。

不動産業界の営業は、いろいろな人と関わる機会が多いので、意図せずに法律に抵触してしまっていたりするリスクがあります。今は山下や私の目がすべての取引にギリギリ行き届いていて、会社にとってリスクがありそうなことは指摘することができますが、更に人が増えてきた時には手に追えなくなってしまいます。

山下:人が増えて一つひとつ目視で追うことができなくなってしまう前に、そもそもグレーな部分も含めて不正が起きない会社の仕組みを作ることが大切なんです。

── 「不正が起きない仕組み」というのは、社員教育ということになるのでしょうか?

玉野:もちろん社員教育も必要ですが、まずは会社を守るためにも意図しない不正が起きたり、巻き込まれたりする要素をあらかじめ全て排除していくことが大切だと思います。

山下:今一緒に働いている仲間たちは誠実なメンバーばかりですが、どれだけ信頼できる人であっても、不正ができてしまう環境は排除すべきなんです。

玉野:社員を疑うわけではなく、意図せず巻き込まれてしまう可能性をも取り除くことが会社を守ることになります。「リスクがある」という前提で考えて、先手を打っていくことが私たちの仕事です。絶対に不正が起こらないシステムの構築はもちろん、不正やトラブルを防ぐための業務フローの徹底なども今後は力を入れていく必要があると思います。

── 仕事柄、いろいろと厳しく言わなくてはいけない場面もあるのでは?

山下:確かに、バックオフィスはどうしても細かいところまで口うるさく言わなくてはいけないことは多いですね。でも、これも「センス・トラストが上場するため」に必要なことだと思っています。例えば、営業のメンバーからすれば、僕たちとのやりとりで30分を使うくらいなら、その時間を使って営業活動をした方が個人の成績は上がる訳ですけど、ではなぜその時間を使ってバックオフィスとのやりとりをしてもらうのかというと、すべてはセンス・トラストが上場するためなんです。

玉野:今もその部分の認識を合わせるのが難しいポイントではあるんですけど、以前よりはバックオフィスの優先順位が少しずつ高くなっているのは感じています。それは、今中をはじめ営業のみんなが1期目よりも確実に上場を実感しているからだと思うんです。私たちが求めることは確かに面倒なことも多いかもしれないけれど、できるだけやりやすいフローにしたり、営業活動の邪魔にならない最善の方法を提示するといった工夫も更にしていきたいと思います。

山下:上場するためには何が必要で、どういうことをやっていかなければならないのかということを、今中と僕とで根気よく社員に説明しながら周知していくことも大切なのかなと思います。

── 大切な部分だからこそ、周知の仕方や伝え方の工夫が求められますね。

山下:僕は大切なことに関しては、あえて強く伝えるようにしています。かと言って感情的に怒るわけではないですよ(笑)。伝えるべきことは、たとえそれが面倒臭いことや耳の痛い内容であっても毅然とした姿勢で伝えます。やんわり伝えたり、ごまかしながらやっていくことは、一見優しいように思えますが、それでは会社のためにはならないからです。

玉野:社内で完結する書類の提出などに関しては、角が立つ言い方はしないように心がけています。でも、それ以外の会社の判断に関わることやリスクが生じそうなこと、向かっている方向から逸れているようなことに対しては、結構はっきりと自分の考えを伝えます。ときには、議論になることもありますけど、それは仕事に必要なことだと思うんです。言うべきことを言わずに、なんでも受け入れてしまうことは会社にとっても良くないですし、私たちの役割としてもそれでは意味がありません。お互いの信頼関係があるからこそ、遠慮なく伝えるべきだと思います。


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