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凍土二人行黒スープ付きを読みました。

4日の日記です。
7時に起きました。出勤と退勤。雨がちょっと降って止んでを繰り返していたけど、濡れずに帰宅できた。コンビニで冷凍から揚げを買いました。

『凍土二人行黒スープ付き』を読みました。とうどににんこうくろすーぷつき。
SFぽい世界で白くて丸くてふわふわしたものと関わる人々、超かわいいですね。登場人物もみんな愛おしくてニヤニヤしてしまう。
黒スープはどの星でも共通して愛飲されてる飲み物で、他にも食べ物や四季の名前など独自の言葉が登場するんですが、すべて美しい。基本的に性別を意識しない世界が描かれてるのも良いです…。ある星ではみんな性が周期的に移り変わっていく体質で、今はどっちなのか他人が見ても分からない。男でも女でもどっちでも良いし、恋愛の対象が人間である必要性は無いし、そもそも名前をつける意味もない。
かなり好きでした。雪舟えまさんの他の作品も読みたい。

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カレンダーが届きました。

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最高の絵だね。みんな見たほうがいいぞ。

大森靖子ちゃんの日めくりカレンダーも今度買おう。藍染カレンダー、クリープハイプのカレンダー、そして新たに豊井さんのカレンダーが置かれ、カレンダーが…たくさんあるね…。

先日読んだ小説がイマイチだった話。元々その本の作者と心理学者の対談本を先に買っていたんです。対談の冒頭から作家の代表作の話がずっと続いていたので、そういえば読んだことないから読もうか、と例の本を読んでいたのですが。
小説の印象があまり良くないまま対談を読み始めたら、全然だめですね…合わないを通り越して嫌悪感を抱いてしまった。
小説は穏やかで優しい日々を描いてるのに、途中で「路上で淡々と金を要求してくる赤の他人」が不意に出てくるんです。絶望の中にいた主人公は何の抵抗もせず平然とお金を渡して、何に使われるのかしら…とか考えてるんですが、他人も主人公も意味わからなくて怖すぎる。
対談の中に「葬儀で前に座ってた知らない女性がずっと泣いていて、背中に語りかけたら気持ちが通じ合ったような気がした」みたいなエピソードがあり、気持ち悪くてダメだなと凄く感じました。「小説が書けなすぎて夫にもう無理と愚痴をこぼすと、じゃあ編集者に書いてもらえよと返されて、全然励ましてくれない笑」とか、Twitterとかラジオなら分かるけど、このエピソード出版する?って、なんで私はこんなに怒ってるんだろうか…。自分の世界に他人引きずり込むなよ、利用するなよと思うのかな。

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