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繊細巨人の手術・入院

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noteデビュー。 突如として現れた衝撃の出血。 手術・入院の記録。 途中から急激に面白くない文章になります。 これから宜しくお願いします!
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#コラム

⑥朝、可愛い看護師さんにお尻を見せる。

⑥朝、可愛い看護師さんにお尻を見せる。

入院2日目。7時前。
看護師さんが部屋のカーテンを開ける。
起こしにきたようだ。
昨日あまり遅くまで寝れなかったため
かなり眠かったが、
体温と血圧を測る。
そして、お尻を見せる。

起きて早々看護師さんにお尻を見せる。
いい朝だなと思う。
血だらけのガーゼを変えてもらう。
外は雨が降っていた。

昨日の夜は流動食だったが
2日目の朝食からは普通のご飯になった。
病院食には良いイメージは無かったが

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⑤絶対に管は通したくない。

⑤絶対に管は通したくない。

部屋に戻ってから寝たり起きたりを繰り返す。
気付いたら16時になっていた。
やっと水が飲める。
下半身はまだ動かない。

ひたすらに、全力で水を飲む。
理由はひとつ。
21時までに尿を出さなければ管を通されるから。
絶対に管は通したくない。
もう痛い怖い思いはしたくない(残念ながらこの後何回も体験することになるが)。

18時の流動食は申し訳ないけど半分残した。

下半身の感覚も少しずつ戻ってきた

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④あ、死ぬ。

④あ、死ぬ。


浣腸と毛の処理も終わり、
手術着に着替え、点滴をつけた。
これもまた人生初だった。

手術までの時間を雑誌読んだりして潰す。
テレビも見れるし個室でよかったなと思う。
そして13:30前。
看護師さんが迎えに来た。
「行きましょうか」
手術室が上がる階へ上がる。緊張が高まる。
看護師さんと世間話はしたがあまり覚えていない。可愛いなーと思っていたのは覚えている。え。

手術室の前には複数の看護師

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③ひとつめの新しい扉。

③ひとつめの新しい扉。

「肛門科ですね、大丈夫ですよ」

と優しい声で返されて
なかなかの恥ずかしさを感じながらも
安堵して家を出た。

車で10分ほどの病院は
数年前に新しくなって入口からかなり綺麗だった。
病院は朝から混んでいるイメージだが
その日は幸いにもまだそんなに混んでおらず
スムーズに受付に行くことができた。
そしてまた、あの言葉を発する。
今朝は電話越しだったからまだ少し余裕があったけど、今度は面と向かって

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②その3文字を声に出す。

②その3文字を声に出す。

思いもよらぬ痔の爆発。
おいおいこれはやべえやつなのか。
大丈夫なやつなのか。
狩りの手を止めて(モンハンのことである)、
スマートフォンで
「痔 出血」と調べる。

何となくわかってはいたが、やはり座った状態での出血事例はなかなか出てこない。
それがより不安を増幅させる。
「痔 病院 ◯◯(地元)」と検索して
翌日に行けそうな病院を探す。
めんどくさいなあ、怖いなあ、
大丈夫だろどうせ、と思いな

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