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肝に銘じておきたい先輩エンジニアの言葉(week10)

会社を辞めてから10週間が経った。

会社にいたころは先輩エンジニアからたくさんのことを教わった。

私はまだまだ至らない点が多いが、フリーランスになり先輩に会う機会が減ってしまったので、肝に銘じておきたい言葉をnoteに記し、たまに読み返すことにする。

①クリエイティブに

単純作業は誰でもできる。もちろん作業を正確に速くできることは素晴らしいのだが、そこに何か自分なりの工夫があるとか提案ができるとかが大事。

配属先が研究開発の部署だったので、言われた通りプログラミングができるだけでもダメで、工夫を凝らす、プラスアルファで何かやってみて提案することが大事と何度も言われた。

②仮説検証

先輩は「ここを変えると、こうなるのが正解」を常に考えていた。仮説無しに失敗を繰り返していてはいつまでも問題解決できない。仮説有りの失敗からは次どうすべきかの施策が出てくる。仮説検証の思考を忘れないようにしたい。

③ゴールを明確に

仕事を進めるときには「できるところまでとりあえず頑張る」よりも「ゴールを明確に」を意識すると良い。上手にゴールを設定する力は問題解決能力の一つだと思う。(エンジニアだと問題点を明確化するところからやらないといけなかったり...)問題の切り分け時は特に重要でどこまで原因の可能性を潰した分からなくなったり、中途半端に終わらせると後でエラーの原因になり後悔することにもなる。また、集中力が段違いになるので生産性に大きく関わってくる。

 ✖ ゴールが曖昧 → 今やる事も曖昧になり集中できなくなる
⭕ゴールが明確 → 今やることが明確化できて集中できる

④貪欲に学ぶ

研修受講前に「学ぶときは貪欲に。」とよく言われた。会社に入ると研修を受けることがよくある。この研修はあまり関係ないなとか思ってる人は貪欲に学ぶ人よりも成長が止まりやすい。自分の専門分野を狭めてしまうとその道で詰まったときに他の道に乗り換えるのも大変。

「全部できるようになるのが理想!」

と言われたこともある。実現困難だが目指すだけで無限に成長できる。
他分野についてだけでなく、自分の専門分野でも自分がいかに未熟かを知っておくこと(知的謙遜)が成長に繋がる。

⑤相手に合わせた言葉選び

私も専門用語を誰にでも使ってしまう人だった。高校から大学院まで理系の人や専門家に囲まれていたから。会社に入ると様々な経歴の人と仕事をするようになる。先輩エンジニアは専門用語を極力使わないようにしていたのが一緒に仕事をしていて伝わった。プレゼンや報告・連絡・相談等コミュニケーションを取る際は気を付けたい。

⑥文章は最小限に

見やすくするために資料にはできるだけ文章を書かない。図表を使うのはもちろんだがそれ以外にも例えば、

「▢▢という条件では○○なので△△ということにした」



条件:▢▢
理由:○○ 
結論:△△

というように整理するとスッキリ。資料のトップに下のような3行説明を入れるのは上司から好評だったのでおすすめ。忙しい人への思いやり

目的:○○ 
内容:△△
結論:××  


⑦全体像を把握

ある先輩は業務の詳細説明に入る前に必ず目的や背景を説明してくれた。

右も左も分からないときは必ず全体像を把握することから始める。目的も分からず突き進むと後で痛い目に合う。

人に伝える時も同様で全体像から理解させる。後輩へ下記のサイトを紹介したところ好評だった。

1.まずは全体像を捉える
2.あまり深く突っ込まない
3.複数の情報を集める

参考サイト:用語の意味を調べるときの3つのコツ

⑧遊びは大事

よく「ちゃんと遊んでおけよ。」と言われた。スティーブ・ジョブズの点と点はつながる話みたいに仕事に関係なさそうに見えて後から繋がり思いがけないアイデアとなることもあるはず。仕事だけでなく、遊びも本気を出しておくとそれがいつかどこかで役に立つだろうと信じている。


以上、肝に銘じておきたい先輩エンジニアの言葉。

言葉だけでなく、実際に行動で示していたところが本当にすごいと思う。




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