見出し画像

オーストラリアの高速道路で立ち往生した話

前回のnoteの続きです。

オーストラリア旅行2日目。日本帰国まであと5日。
目的地のメルボルンまで残り850㎞地点の高速道路で僕らを乗せたキャンピングカーは完全に停止した。

夕日に照らされ哀愁漂うキャンピングカー
--

今回は、海外の高速道路で車が故障した時の対処法を経験談をもとに書いていきます。これから海外で運転される人が同じ不幸に遭わないことを願って。

<目次>
1.まずは落ち着いて車外に出よう
2.非常電話で助けを呼ぼう
3.レスキュー隊の指示に従おう

1.まずは落ち着いて車外に出よう

急に車が動かなくなったら誰しも焦ります。ましてや海外の高速道路、パニックにならないわけがありません。

まず優先すべきは安全を確保すること。追突される危険があるので、とにかく車外に出ましょう。

車道から距離を取り安全を確保してから、絶望に浸りましょう。動かなくなった車を客観視することで現実を受け入れることができます。

たまに、通りかかったトラックの運ちゃんがクラクションを鳴らして励ましてくれます。少しだけ救われます。

絶望で立ち尽くす僕ら
--

2.非常電話で助けを呼ぼう

絶望を存分に味わったら、助けを呼ぶ術を探しましょう。オーストラリアの高速道路には数キロ間隔で非常電話が設置されています。日本と同じですね。

分かりやすい電話マーク
--

電話をかけ、場所と状況を伝えましょう。あとは救助車が来るまで待つのみです。僕たちの場合は、10分ほどで救助車が到着しました。

ちなみに、救助車が到着するまで暇です。暇な時間を利用して、写真や動画を撮っておきましょう。特に、悲壮感溢れる仲間の顔は写真におさめておくことをオススメします。その理由は、あとで見返すと面白いから。苦い経験を忘れられない良い思い出へと昇華できます。

3.レスキュー隊の指示に従おう

ここからはレスキュー隊に身を委ねるのみです。救助車が到着したら、レスキュー隊に改めて状況を伝えましょう。

僕たちの場合は、原因がバッテリーだと分かっていたので(詳しくは前回のnoteをご覧ください。)スムーズに対応してくれました。

なんとか動ける状態まで応急処置してもらい、救助車に先導されながら近くのガソリンスタンドへ避難しました。

避難したガソリンスタンド
-- 

あとは修理まで待機です。レンタカーの場合は、レンタカー会社に連絡をしておきましょう。

可能であれば、レスキュー隊に電話をかわってもらうと良いでしょう。その場で、レスキュー隊とレンタカー会社で修理代の請求など話をつけてもらえると後ほど揉めずに済みます。

ーーー

以上、「海外の高速道路で車が故障した時の対処法」でした。万が一、海外で車のトラブルに巻き込まれた時、思い出していただけると幸いです。

~あとがき~
僕たちのキャンピングカーは結局エンジンを取り替えることになり、エンジンの手配まで1日待つことになりました。