見出し画像

転職者による「年下の上司・先輩へのタメ口」問題

今日は。
ゴールデンウィーク明けで気が緩んでいたのか。

年下の先輩にタメ口きいてしまいました。

相手はまったく気にしていなかったですが、ちょっとヤバいなと思ったので自戒メモつけときます。

新入社員として振る舞えない転職者はかなりの高確率で沈んでいく

2023年9月に転職してはや9ヶ月目。
この春からやってきた新卒さん2人を除いては現在自分が一番の新参者。
その新卒さんでさえ、去年の夏頃から会社に顔を出していたのでほぼ同期。

従業員は社長含めてほとんどの方が自分より若く、同じ課の同僚は30そこそこなので15年近く年下さん。

みんな気さくに接してくれる。
だからつい、調子に乗りたくなる。
だけど、それに甘えちゃいけない。

何社か渡り歩いて、いろんな転職者を見てきたけれど。
年下の先輩・上司にタメ口で話す人は。
たとえ悪気はなくても。
たいてい馴染めなかったり、結果が残せず消えていきました。


年下の先輩・上司に敬語を使えない人は、自分より年下から学べない

自分のほうが人生の先輩だから、とか。
今までこんな経験を積んできた、とか。

いう意識が働くのでしょうか。
そういう人は大抵「自分のやり方」に固執します。

会社には会社ごとの文化、仕事の進め方があります。
前職でエース級の働きをして、華々しい経歴とともに期待されて入ってきた方が結果を出せないのがこのパターン。

舐めているつもりはないのかもしれませんが・・・

「敬語」とは文字通り、「相手への敬意を伝える言葉」です。
そして、その人が使っている言葉がその人の心、魂を作ります。
言葉は魂=言霊です。

職場を出たら親しみを込めて少し言葉を崩してもいいのかもしれませんが、少なくとも職場で仕事の話をするときは敬語を使うことをおすすめします。


「若いのに仕事ができる」「若いのにしっかりしている」は褒め言葉ではなく言い訳

「若いのに」を頭に付ける人は「その人は特別だから若いのにすごいのだ。天才なのだ。だから決して自分の努力が足りていないわけでも劣っているわけではないのだ。」と自分に言い訳をしたいのでしょう。

現実を受け入れましょう。

その方が若いのに仕事ができるのは、その方がその会社で自分よりたくさん時間をかけて、たくさんのことを積み上げてきたからです。

その方が若いのにしっかりしているは、あなたより頭を使い、あなたより濃密な時間の使い方をしてきたからです。

転職はそれまでの経験値がリセットされるレベル1からのスタートです。
彼、彼女と肩を並べるには最短ルートを見極めたうえで、彼・彼女の3倍努力するしかありません。

溢れ出る嫉妬を飲み込みつつ、常に尊敬と悔しさを持ち続ける。

それが大人の転職者です。


年下に気をつかわせないのが大人の転職者

生真面目な方の中には、
自分より年上のおっさんから、
敬語で話しかけられたり、
ドア開けて待ってたりされると、
少し戸惑いを感じる方もいるかも知れません。

それを感じさせないのがプロのおっさんです。

僕の場合
「前職が全員敬語の会社だったので染み付いちゃって〜」
「親がしつけに厳しい人で、ただのクセなので気にしないでください〜」

みたいなことを折に触れて言うようにしていますが、もっとスマートな方法があるかもしれません。

さりげない気づかいが上手だと思ったエピソード等あれば、ぜひコメントで教えて下さい。

ありがとうございます。うれしいです。