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3月2日(土)「親のみとり意見交換会」ZOOMのお知らせ

「親のみとり」について、経験者さんと未経験者さん、そこに看護師も加わって意見交換を行なっています。
興味のある方はご一読ください。


1.このイベントをしようと思った理由①

最近、周囲でこういった声が増えています。
・親のみとりについて、ときどき考えるんだよね~
・最期ってどうなるんだろう?
・家で看取るってどうしたらいいの?
・どんな準備がいるんだろう?
・私にできるのかなぁ。。

日本は65歳以上の高齢者さんが3000万人以上いて、これからの20年間で国民の1/4が介護か看取りの状態になっていきます。病院や介護施設がこれだけの人数を引き受けるのは無理なので、自宅での看取りや、ひとりで亡くなる人が増えていくのだろうなと思います。

そして50%以上の人が65歳以上の高齢者と同居していて、きっとこれから働きながら家で親を看取る人が増えるよね… だけど初めてのことだから、どうしたらいいかわかんなくて当然だよね…
というところから、せっかくオンラインがあるのだから、みんなで手を取り合って一緒に越えていけたらいいなぁと思ったことが、このイベントをしようと思った理由です。


2.このイベントをしようと思った理由②

日本は世界の先をいく超高齢化国です(いいのかどうかわかりませんが。泣)。政府は介護問題も、少子高齢化問題も、経済問題も解決できないままですが、私たち国民はこの状態で多死社会に進むしかありません。

ですがこの状態は多くの先進国(アメリカ、ヨーロッパ、中国など)の未来図であり、実は世界中が静かに見守っています。日本がどうやってこの難局を越えるのか…?と。だから私たちは国に頼らず、自分たちで道を開拓せねばなりません。そのためにはまず経験をシェアし合うことが初めの一歩だと考えました。

一人では越えられないかもしれない。
だけど二人三人と寄り合えば文殊の智慧といいますか、無理だと思っていたことができたり、思いもよらなかった方法が見つかったり、そして辛いことも悲しいことも切なさも一緒に越えていけるかもしれない… そんなふうに思っています。

3.こんな人に向いています

※ここでの看取りの定義
介護している人が、そろそろ死期が近づいているかもしれないなぁと感じている状態、あるいは余命を告知されている状態とします。

①今まさに親の看取りをしている人
✓困っていることや迷っていることがある
✓どう関わったらいいか悩んでいる
✓家族関係の問題がある
✓他の人はどう思っているのか聞いてみたい
✓辛くて苦しくて耐えられない
✓介護の限界を感じる
✓死とどう向き合ったらいいか知りたい
✓最期を迎えるための心構えを持ちたい
✓訪問医療や訪問介護、訪問看護の問題

②親の看取りを経験した人
✓自宅で看取りをした
✓自分の経験をシェアできる
✓誰かの力になりたいと思う

③いずれその時が来ると思うから知っておきたい人
✓そろそろ親の看取りを考え始めた
✓他の人の考えを聞いてみたい
✓死生観に興味がある


4.この会の目的

「看取りをする人が安心できる」
死についてはさまざまな意見があって良いと思いますが、何よりも、看取りをされている方が安心できる会にしていきたいです。死を目前にする人の前に立ちはだかるのは不安や恐怖ではないでしょうか。だからこそ看取りをする人が安心しておいてあげることが大切だと思っています。

日本の「和」の文字が持つ意味はー
「同じ目的を持つ仲間同士が口々に意見を出し合うことで、稲穂がたわわに実っていく豊かさ」を表す文字なのだそうです。これから日本人の私たちが向き合うべく看取りの会を、和やかで実りある時間にしたいと思っています。


5.主催者について

看護師3名で開催します。
私たちも皆さまの経験から学ばせていただきたいと思っています。
初めてのことですがよろしくお願いいたします。

●がんの親を自宅で看取った看護師

●介護施設から親を引き取って看取った看護師

●延命治療で3年生きた叔父と、余命1ヶ月と告知された父を看取った看護師

主催 / 一般社団法人日本ナースオーブ


詳細

■日時:2024年3月2日(土)14時~16時
■参加方法:ZOOM
前日までに、ご登録のアドレスにZOOMのURLをお送りします。
■参加費:無料
■個人情報の取り扱いについて:こちらをご覧ください
■お申し込み方法:フォームにて

「親のみとり意見交換会」参加フォーム

ご参加お待ちしています。

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