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せんのみなとのサービス開発方法

こんにちは、千葉県香取市にある築100年の古民家でキャリア相談、人材開発「キャリアツーリズム」事業を行っているせんのみなとです。

「HRや人材系のサービス、コンサルタントは人によって品質の差が激しい」
これはご転職活動を行ったり、コーチングサービスを複数回受けたご経験がある方の多くの方が感じていらっしゃることかと思います。

私たちが所属しているキャリアという業界は
人マターなコミュニケーションや力量にはかられることが多く
良い人に当たれば良いね。良い人に当たるまでは探し続けよう。
というアドバイスをしていることも多々耳にしています。

しかし、サービスを利用する方からしたら
「どうやって良いコーチ/コンサルタントに出会えば良いのか分からない」
サービスを提供する方からしたら
「経験を積むまでに時間を要するから、中々自信が持てない」
ということが往々にしてあると思います。

根本は、「良い人に出会いたい」「支援させていただく人が幸せになって欲しい」
と考えている人が多いと肌感覚でも感じています。

これはHR業界の悪しき習慣なのかもしれませんが、
「経験値でしか語れない」と思い込んでしまい、感覚値を伝えていくのは
難しい。だからOJTでしっかりと教えていこう。という文化が根強く残っています。
実際には、(他の業界も同様かと思いますが)OJTで100%しっかりと伝授することは難しく
残りの何十パーセントかは「その人の資質」に頼ってしまうことも。

良いサービスを受けたい、という人にとっても
良いサービスを提供したい、という人にとっても
発展がしにくい構造になってしまっていると感じています。

それでも、やっぱり
せんのみなとを創業した理由と言うのが
「個々人が、自分らしいキャリアを創る」
「想像を超えた自分に出会い、他者と共創し合う」が一つの目的でもありますので
誰もが平均点以上のサービスを受け、サービスを提供できるように
土台を造りたいと考えています。

では実際に、せんのみなとがどのようにプログラムをつくったのかを共有いたします。
(ここでは今年2月から始動しているオンラインキャリア開発プログラムを例にします)
ちなみに、弊社のサービス利用者を年代別にグラフにまとめてみました。


昨年、ほとんどの時間を古民家、対面でのキャリア開発、支援サービスに特化していました。
数えてみると、12時間×100人=1200時間以上、お客様との対話時間がありました。
これを二人体制で行っているので、述べ2400時間以上です。
実は、二人体制で行っている一つの理由が「議事録を全て残す」です。

私たちからの質問事項、お客様からの回答を全て議事録に残しております。

その質疑応答の全てをホワイトボードやノートに書き出し、
効果的だった質問、またはその逆の質問や質問に対しての回答を全て洗い出しました。
その中から、キャリア開発における各フェーズにおいて、最も濃い部分を
抽出したのがプログラムとして採用されております。

実際のワークシートの一例


人柄、ニュアンス、感覚値で行うことが多い無形サービス。
もちろん、この要素も非常に大事ですので残しつつ、
効果的なものは、しっかりとプログラムに採用することで
平均80点以上をサービス受ける側も、サービス提供する側も出せるようになりました。


開発中は途方もない作業でしたが、
誰もが自分らしいキャリアを手にすることに繋がると信じ、邁進しました。

これは個人的な考えにはなりますが、
無形サービス、それこそ「人」を中心に行うサービスでも
感覚値に頼らないベースを準備することはできると感じています。

HR,人材業界が、はたらくにおける人々の幸せに繋がるよう
私たちのサービス開発背景を一つの参考としていただけますと嬉しいです。

▼キャリアツーリズムについての詳細はこちらに記載しております。

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