【ニュートラルに合わせがち】

鍼灸師で易占家の仙亀です。

僕は占いをするとき、その人らしさというのを、ついつい考慮してみてしまいます。

お金儲けのことや恋愛のことも、合理性や天の気のめぐり合わせなどよりも、その人らしさがかなっているかどうか、というのを基準にしてしまいがち。

クライアントさんによっては、多少の無理があってもよいという方はいらっしゃいます。
だからそのあたり、ちゃんと前提を作ることから占い鑑定を組み立てます。


ただ、その人らしさを取り戻すということに関しては、とても見やすい。

ご自分のことを見失われたとき、その方のニュートラルな状態を取り戻すお手伝いをするのは、風水が整っていくので、見ている僕の方でも居心地が良い。


無理というやつは、ある程度、押し通すことができる。

でも、そんな無理の代償は、どこかで償わなければいけなくなる。


一時しのぎの無理を通してみても、かなえた先の失敗とか、先回りして見えてしまうこともあるわけです。

たとえば、恋愛相談で相性というやつがあります。

気学や陰陽五行の組み合わせで、相性が良いことがあります。
でもこれって、気が合うというだけで、感情面での相性とは別問題。

このニュアンスを知っておくと、クライアントさんには未来予想をお伝えしやすい。

気が合うばかりに、感情面ではお互いの細かいことが気になりすぎて、居心地が悪く感じることがある。
わかりすぎてしまうのも、ココロの居心地が悪い、気が休まらない、ということにもなるんじゃないですかね。
※これもその方のニュートラルな状態が、穏やかな方かアグレッシブな方か、元来人を求める人なのか一人で過ごしたい人なのかで、ずいぶん結果に違いが生まれるということでもあります。

陰陽五行の組み合わせで相性が悪いとしても、真逆でないズレというやつは、感情面では意外と面白さを引き起こす仕掛けにもなります。
お互いがお互いでないものを持ち合わせている分、知り合えば知り合うほど、関係性が深まれば深まるほど、一緒にいるのが楽しくなる。
※ズレ感、というやつがかなう人とかなわない人、これもやっぱりタイプによりますね。


こうした相性を引き出すためにも、元来のニュートラルな状態のご自分を知っていただくことは、必要かなぁって思っています。

イベントごとなどでは、ここまで掘り下げることなく短時間で結論と対策を導き出しますが、じっくり対面鑑定の時には、可能な限りニュートラルな状態を知っていただき、緊張感や飾る気持ちがなくなったときにこそ、居心地がよくなる過ごし方を見つけてもらえたらいいのかなぁ。


お金儲けがそもそもそれほど上手じゃない人っていらっしゃいます。
金運というやつが高まっていても、それほど強くお金と結びつくわけではなかったりして。

ニュートラルな状態に一度戻してみると、そんなたくさんお金を稼ぐ人って、どれだけいるのだろう。
自分の分、というやつをご存じの方は、それほど無理をしないで過ごせちゃうのかなぁって思います。
お金のことに、収入のことにこだわりすぎることで、自分を見失っては元も子もない。
増して体を壊してしまうなんて、本末転倒に思ってしまう。

だからぼくはいつも、ついついクライアントさんのニュートラルな状態に焦点を合わせがち。

ご自分の本来を知っていただくと、取り組もうとすることがどれほどかなわれているかを知っていただける。
ココロやカラダを消耗するほどのことかなって。

最後までお読みいただきありがとうございます。


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