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・フィットネスジムに行くと「65歳以上」と書いてある。
・会社がなければ、午後はヒマだと言っている。

60歳からがもんだい。
・65歳から100歳まで、どう生きるかを考えておかなくてはいけない

●2023/12/12安藤忠夫氏講演会「いかに仕事をつくるか」より

全く同感です。仕事をリタイアしてからの人生は、40代・50代から準備しておく必要があると私も考えています。

厚生労働省(※1)によると、2019年の
平均寿命は、男性が81.41歳、女性は87.45歳。
健康寿命は、男性が72.68歳、女性は75.38歳。

健康寿命とは「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」のこと。

[平均寿命 ー 健康寿命]は、男性が約9年間、女性は約12年間です。

つまり女性なら最後の12年間は、健康上の問題で日常生活に何らかの制限があるということになります。

12年、長くないですか?

そりゃぁ1年や2年、10年もあっという間に過ぎます。でも、それは元気だから。健康上に何の制限もないから、光陰矢のごとしとなります。

日々、ヒザが痛い、頭痛がする、腰が痛い・・・そんな状況で過ごしていると、一日が長く感じたり、段々気力がなくなったりして、楽しくなくなることもあるでしょう。

できるだけ健康寿命を遅い年齢に持っていきたい。

そのためには、好きなことを楽しむこと、そのために健康でいること、そして好きなことを健康で楽しむためにお金を持っておくことなのです。

冒頭の安藤忠雄さんは御歳82歳。68歳と73歳で2度ガンが見つかり手術をされています。その後は「医者から言われた、毎日1万歩、食事は30分かけて食べるを10年間毎日欠かしたことはない」とおっしゃっていました。

会社員は定年が60歳~65歳くらいに来るので、その後の生活に向き合わざるを得ません。それなのに、定年後の人生に向き合わないまま、何となく定年退職を迎えてしまう人も少なくないでしょう。

実施に会社員であれば、50歳過ぎて定年間際までバタバタと忙しいことが多いです。だからこそ、40代からの準備が必要とも言えます。

個人事業主は定年はないから大丈夫。とも言えません。60代70代になったときのライフプランは立てておかなければ、そのときになって、いざ計画を立てようとすると、気力体力、そしてお金の面で思い通りにはならないことがあるかもしれません。

「どう、逝きたいか」を考えることで、「これから、どう生きるか」を考えることができます。


★「どう逝きたいか」を考える本↓↓↓

※1)厚生労働省『健康寿命の令和元年値について』https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/000872952.pdf

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